入れ食い!落ちブナ期 巣ごもり期にはさらに爆釣必至

[ 2018年11月26日 07:15 ]

競い合うように釣っていた高杉さん(手前)と島田さん
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 【ヘラブナ大作戦】埼玉県毛呂山町にある鎌北湖は「乙女湖」とも呼ばれる静かな湖。現在は越冬に備えた食欲旺盛な落ちブナ期で、打ち込まれる餌に好反応を見せる。強い引きで大きく竿をしならせる回数も多く、ヘラ師の喜ぶ声でにぎわっている。(スポニチAPC 上田 観水)

 気温差の激しい落ちブナ期とあって、18尺竿いっぱいのタナへ「凄麩」(セット釣り仕様)を餌打ちすると、予想に反していきなり水面に魚影が出現。タナに届かせ餌落ち寸前に当たり。27〜30センチ超を2時間ほどでツ抜け(10匹)した。上ずった浅ダナ釣りを余儀なくされたがカッツケ釣りで入れ食いだ。

 「桜並木」では大きく竿を絞り込む釣り人が多く、浅ダナ攻めでは「1、2、3…10。ほらっ、当たった」。釣友の掛け声に尺級(30センチ)を入れ食いだ。

 「隣は束釣りだが私は50匹に届かない。視力が落ちたから、ゆっくり楽しむのが好き」と話す底釣り好きのヘラ師は14尺竿を使い、沖に走る魚をあやしながらの釣りを楽しんでいる。下流のミオ筋ではヘラ歴3年弱の高杉晋一さん(51=会社員、入間市)が「子供のころから釣りはいろいろやっていますが、結局ヘラ釣りにハマりました」と、21尺竿で竿いっぱいの深宙を攻めた。「上層から底まで魚影は濃いので、30グラムオモリの大きなウキで早くタナへ届かせています」とウキはモヤモヤ、タナに届く途中でズズズ、ズバッ。尺上(30センチ超)の良型を釣り上げた。

 会社の同僚で隣席の島田幸夫さん(51=日高市)はヘラ歴15年。タナに届かせた餌を若干持たせてズバッ。2人は月に2、3度連れ立って釣行。ダブルヒットもたびたび見せながら島田さんは「朝マズメは型は良かったが午後は小さくなって41匹」。一方の高杉さんは「40匹で負けスレを入れれば倍数に近かった」と無念の納竿だ。

 鎌北湖は元々、農業用溜池で「冬季の水位はあまり変わらない」(保勝会)。落ちブナから巣ごもり期に向かうに従い、爆釣のチャンス濃厚だ。

 ◎ポイント

 (1)エン堤〜福寿ワンド=良型が多く、好みの竿で底釣り可能(エン堤は底掛かりあり)。出っ張りはドン深で長竿使用の浅ダナ〜深宙、底釣り。

 (2)桜並木=魚影は濃く人気No・1。12尺竿から底釣り可能なポイントもあるが、長竿、深宙攻めに良型多く、上流部は小ベラが多い傾向。

 (3)山水ワンド=パールハウス〜ユースホステルにかけてはドン深で宙釣り。対岸はカケ上がりで竿鳴りの底釣りが可能。好釣り多し。

 ◎攻略法

 餌を求めて動きの激しい落ちブナ期は水温との関係を考え、釣りを組み立て釣果につなげる。

 浅ダナ〜深宙釣りではオモリをタナに届かせ、ハリスなじみで餌のバラケ方など考慮し攻略、下餌は若干ハリ残りさせて食わせるのが効果的。

 底釣りはきっちり底まで餌を持たせ、バラケる集魚効果のある餌とグルテなどの食わせ餌。時には段差を広げた「一発」釣りがお勧め。

 コツは底に餌をため、食わせの「一発」をタナに漂わせる仕掛けが肝要。

 ▼釣況 保勝会=(電)080(7836)2010。入漁料、時間にかかわらず1日1200円。

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