×

ヒット連発!!ジャンボキス 水温21度台、まだ期待できる好釣り

[ 2018年11月2日 06:42 ]

相原さんは良型をダブルでゲット
Photo By スポニチ

【特選 投げポイント】神奈川県湘南(茅ケ崎、平塚、大磯)の投げキスは佳境に入り、場所と、ポイントさえつかめば好釣り可能だ。(スポニチAPC 川上 二郎)

◎平塚・花水川河口西

 中潮の3日目。午前10時半すぎ、花水川河口西の「S77」看板下右に釣り座を置く。70メートル付近からサビく。力糸、さらにオモリが見える0メートルまで引くと、ググン、ググの繰り返し。フグかな?と、思いつつ巻き上げると16センチのトリプルヒット。魚は穏やかな波の裏まで近づいていたのだ。30〜40メートル投げ、力糸の見える付近まで早めのリーリング。以後は遅いサビキで、波裏付近は超遅く、止まらない程度のサビキで釣るとダブル、トリプルで小型から16センチまでがヒット。左右に振り分け、ヒットが途切れたら釣り座を右に移しながら干潮の底まで釣った。食いの浅い小型は放流し16匹がクーラーに。ヘダイ、チンチン(クロダイの幼魚)、シマアジなどの外道が時々強い魚信で楽しませてくれた。

 小潮の2日目、潮は上げ8分位?「S77」下へ。午前8時半頃から投げ始める。

 1投目は70メートル先に投入して数回サビいたとき強い魚信が「1投目から大型キスが?」

 期待外れだった。16センチのヘダイだった。以後70メートルから波口まで探った。魚信がない。右へ50メートル、釣り座を移す。浪裏2〜3メートルで12〜15センチがポツポツヒットするようになり、18センチ級の強い魚信に驚かされる。満潮時と思われる時間にもヒット。

 潮が3分ほど引いた頃から18センチ交じりで頻繁にヒットする。同じ所より左右に動きながらの方がよかった。 午後1時頃、そろそろ帰宅時間と思いつつ釣り始めた朝イチの場所に戻った。正面へ入れてサビいていると大型を思わせる魚信があったがハリ掛かりしなかった。餌を付け替えて少し左へ投入してサビキ始めて浪裏2〜3メートル付近にオモリが来たとき、ゴゴゴンッ、グイッとこの日一番の魚信。「ヘダイじゃあないだろうな?」と、ハリ掛かりを確認する。巻き上げる途中で2度横へ走る。寄せる波に合わせて引き上げると25センチのジャンボ!

 小型から25センチまで32匹の釣果。

 ◎平塚海岸防災無線塔下付近

 小潮の3日目、11時すぎ防災無線塔下へ。左手先は白看板下。防災無線塔から30メートル左からスタート。70メートル投げゆっくりとサビく。時々、魚信はあるがハリ掛かりしない。周囲の状況から数人がすでに釣りをしていたようだ。右へ70メートル釣り座を移す。数匹掛ったがさらに70メートル移動し、右手の人の30メートル右に釣り座を置いた。その人は朝から釣っていたという平塚市の相原正彦さん(61=会社員)で、ヒットを重ねていた。 1時半すぎ納竿して帰宅していった。

 80メートル〜波口で小型から16センチがヒットする。15、16匹釣ったところで、塔の下へ移動。強い魚信があってもハリ掛かりしないので仕掛けを交換。釣り座のやや左方向70メートルに仕掛けを入れ、ゆっくり遅めのサビキをすると、50メートル付近で小さな当たり。少し待つと竿がひったくられるような強い魚信。及び腰で引きに耐える。追い食いとヒットの確認のため仕掛けを張るようにゆっくり引くと、グイッと2度3度。ヘダイ?ジャンボキス?ドキドキしながら寄せる波に乗せるよう巻き上げる。波口で横へ走るのを引き寄せた。2日続きの25センチ超のジャンボだった。ここで納竿した。

 水温も21度台、急速に下がらなければ中旬頃まで好釣りが期待できそう。

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る