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3・2キロ初ワラサで朝から笑った ダブル、トリプル入れ食い状態

[ 2018年10月24日 07:09 ]

茅ヶ崎市から来た田中さんは1投目からヒット。3・4キロを釣り上げにっこり
Photo By スポニチ

【真説フィッシング】秋の到来とともにワラサがやっと釣れだした。釣り人にとって大人気のターゲット。網代・ゆたか丸に乗り込んだ。(芝 真也)

 ポイントとなる川奈沖までは航程約40分。すでに十数隻の船が集まり「ハイ、始めてください。タナは下から10メートルです」と森野孝船長の合図で定刻にスタート。水深は50〜60メートル前後。

 ビシが着底したら、糸フケを取り2〜3メートル巻き上げる。そこから、指示ダナまでに、コマセをしっかりと振り出しながら巻き上げ、タナに合わせる。

 すると、左舷トモの2番から竿を出していた茅ケ崎市・田中裕さん(38=会社員)に1投目からヒット!弓なりに曲がった竿をしっかりと握り強い引きに応戦、やりとりが始まった。

 「今年の初ワラサです。引きが強くて面白いですね。この釣りが始まると秋が来たなと感じます」と3・2キロを釣り上げにっこり。この後、2匹を追加していた。

 ワラサは、朝イチに食いが立つことが多い。当日も田中さんの第1号を皮切りに、船中でヒットが連発!ダブル、トリプルヒットする場面もあり、入れ食いモードに突入した!このチャンスタイムを逃さないためには、手返しが重要なポイント。食いが立っているワラサはコマセに突っ込んでくるからで、タナをとってすぐに当たることが多いからだ。

 右舷ミヨシ2番から竿を出していた横浜市・川上幹夫さん(28=会社員)は「コマセをまいてタナに合わせたらズドーンと来ました。うまい魚が食えます」と時合を逃さずに2匹をゲット!

 東伊豆地区のワラサシーズンがスタート。回遊魚が相手なだけにいつまで続くのか?予想は難しいが、別ポイントの初島周りでもワラサの群れは確認されていて、いつ始まってもおかしくない状態。こちらも期待できそうなので、しばらく楽しめそうなもようだ。

 ○…ワラサ釣りはチームプレー。船下を通る群れを、皆でコマセをまいて足止めさせる。早め早めに手返しを行い、コマセを切らさないことが大切だ。ビシに入れるマセの量は6〜7分目。詰めすぎると、出が悪くなるので注意しよう。

 ○…付け餌のオキアミは、1匹付け、もしくは2匹を抱き合わせて付ける。数匹のオキアミを房掛けにして使って食いが良いこともあるので、いろいろと試してみること。また、状況によっては、イカ短が効果的な時があり、当たりが集中する場合もある。持参すると良い。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、網代・ゆたか丸=(電)0557(67)4288。午前5時集合。乗合料金1万4000円(コマセ、付け餌、氷付き)。予約乗合。状況によって初島周りも攻めていく。

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