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公園から“絶好季”逃さない 入門者も種類豊富に掛けられる

[ 2018年10月12日 07:22 ]

芝生公園などもある「海辺つり公園」
Photo By スポニチ

 【磯&堤町ガイド】<神奈川県・横須賀秋>秋は一年で最も魚が釣りやすい時季で種類も豊富。身近な場所でOK。家族連れや海釣り入門者にもいろいろな魚が掛かってくる最高の季節だ。(スポニチAPC 恩田 誠)

 暑からず寒からず。水温はまだ高め。季節風はまだ吹かず。海釣りには格好の時季だ。

 身近にある堤防のすぐ近くにも、小メジナ、マアジ、イワシ、ウミタナゴ、サッパなどが泳ぎ回る。少し沖にはワカシ、イナダ、サバ、ソーダガツオなども回遊している。こんな絶好の季節には、是非とも海釣りに出掛けていただきたい。

 紹介する神奈川県横須賀市の「横須賀海辺つり公園」「横須賀うみかぜ公園」は、アクセスは容易、転落防止柵があり安全度が高く、トイレや自販機も完備。子供が遊べる芝生公園もある。周囲には、大型ショッピングモールもたくさんある。

 ▼横須賀海辺つり公園

 ここは入場無料の釣り公園。最近は管理が行き届くようになったので、ゴミの散乱もなく、気持ち良く釣りが楽しめる。

 板張りのデッキや芝生広場などがあるため、どこかのんびりとした雰囲気がある釣り場だ。

 入り口近くには常連の釣り人が多く、この季節にはカゴ仕掛けで、イナダやカツオ、大サバといった回遊魚を狙っている。また、イソメ類を餌にしてメジナを狙う人も多い。

 家族連れやカップルも多く、慣れた人はカゴ釣り、初心者はサビキ釣りが大半。サビキにはイワシ、サッパが多く掛かるが、午後3時頃からはマアジが姿を見せるようになる。

 ▼横須賀うみかぜ公園

 ここは「釣り公園」ではなく、釣りもできる一般の公園。もちろん、入場は無料。「海辺つり公園」の1・3キロほど北に位置する。周囲にはショッピングモールが多くあるため、釣り以外の目的で来る人が多い。「釣りは危険、かつ汚い」と思われないよう、きれいな釣りを心掛けたい。

 こちらも転落防止柵、トイレ、自販機が完備されている。場所柄なのか「つり公園」に比べ、家族連れが多い。

 釣り方や釣り物は、「つり公園」とほぼ同様。お薦めはサビキ釣りで、マアジ、イワシ、メバル、ウミタナゴ、サッパが釣れ、ときには中サバも岸に寄ってくる。

 筆者の経験では、つり公園よりも釣り人が少なめなので、釣れる数はこちらのほうが多いようだ。

 ▼釣況 海辺つり公園=(電)046(822)4022。午前5時〜午後10時。年中無休。うみかぜ公園=(電)046(826)2899。

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