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キスとタイマン勝負!湘南爆釣族

[ 2018年10月5日 14:22 ]

良型を釣り上げた筆者
Photo By スポニチ

 【特選投げポイント】天候、海況が良くなり波口の潮温も適水温に近づいてシロギス好釣の兆しが出始めた。神奈川県茅ケ崎、大磯海岸で「キスが釣れ始めた」の情報をキャッチ。今季の平塚海岸の様子を確かめに出掛けた。(スポニチAPC 川上 二郎)

 ◎平塚花水川河口東

 大潮からの中潮2日目。花水川河口東へ。波は小さく潮も濁りがとれ始め条件は好転。釣り人の姿は、左手方向300メートル先と防災無線塔手前に4、5人の“ガラ空き”状態。

 3本バリにチロリをセット、120メートル付近から40メートル付近まで止め引き待ちを繰り返す。空引きだった。150メートル先に仕掛けを落とす。60メートルまで探るが反応がなく、さらに70メートルから波口まで探るとフグにハリを取られた。左へ50メートル釣り座を移す。150メートルから手前を探る。魚信を感じないまま70メートルで仕掛けを回収したところ17センチのキスが掛かってきた。

 次からサビキを遅くして140メートルから引く。120メートル付近で極弱い魚信を感じ、しばらく仕掛けを止めてみた。50秒くらい過ぎた頃再び弱い魚信がある。十数秒待って巻き上げに入ると重さを感じた。上がってきたのはこの日最長の23センチのキス。さらに同じところで20センチがヒット。その後しばらく当たりがなく、さらに20メートル左へ。仕掛けを回収すると2本のハリに餌をくわえた痕跡がある。餌をジャリメに替えて140メートルに投入し、110メートル付近を慎重にサビくとククッと、小さな魚信。しばらく待ってから巻き上げると21センチ、さらに20センチがヒットした。魚は確実に近づいていると確信し、試釣を終えた。

 ◎花水川河口西

 天気が回復した中潮からの大潮初日。河口西側を探ることに。

 釣り人の姿は近くにはなく東側に4、5人、西側にはルアーを引く4、5人とキスを狙う人が2人と、ここも“ガラ空き”状態。

 午前7時すぎから大磯高校東のS77番(背後の防風林のネットに付けられた看板)右から釣り開始。「東京スナメ」(チロリ)の入荷がなくなったのでジャリメと青イソメを準備しての釣行だ。

 「東京スナメ」は年々販売終了が早くなっている。「餌屋さん何とかして」は筆者だけだろうか?

 120〜50メートル、150〜40メートル、70メートルから波口まで探ったが魚の反応はない。左へ移動しながら120〜50メートルの範囲を丁寧に探り続けた。

 70メートル付近で小さな魚信?しばらく待つと感度の良い竿先(ダイワの「マスタライズSMT」)を震わせるような微弱な魚信をキャッチ。十数秒待ってから巻き上げに入ると重さがある。21、20、13センチのパーフェクトヒット。さらに18センチがヒット。その後ヒットは途切れた。左へ少しずつ移動しながら1時間余り探る。あまり使わない青イソメに替えた途端22センチがヒット。さらに20センチが来て13センチを追釣したところで潮止まりになった。納竿した。

 この2回の試釣状況から、「明日にもどこかで爆釣がある?」の、期待感を持つ。

 翌日の夜「茅ケ崎海岸で爆釣があった」の情報が入り、さらに翌々日には平塚海岸で良型ばかり16匹釣ったと釣友から知らせがあった。海が穏やかになると各所で爆釣が期待できそう。

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