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30キロのキハダの大興奮 釣果0もやりとり見るだけで満足

[ 2018年9月30日 13:13 ]

船上で釣れたてのカツオを食べた
Photo By スポニチ

 【さぁ釣るか!】“不思議ちゃん”釣りガール、桜井瑠香がお邪魔したのは東京湾遊漁船業協同組合の船長、常連客らで仕立てたマグロ・カツオ船。平塚・庄三郎丸から出船だ。

 左舷ミヨシ寄りの深川・吉野屋、吉野吾朗船長の隣に座らせてもらいました。リールのドラグ調整は、浦安・吉久の峯岸英人船長が見てくれました。

 周りは船長さんだらけで何だか不思議な感じ。普段は何でも教えてくれる船長さんが「この釣りはやったことないから教えて」って他の船長さんに言ってるのもまた新鮮で楽しい。

 左舷側には9人が座り、総勢20人でワイワイと城ケ島沖を目指しました。

 ポイントではすでに船団ができており合流。20〜30メートルのタナでコマセを振って待ちますがなかなか当たりがない。気難しい群れなのかな?船中では数回の当たりがあるものの、途中でバレてしまったりなかなか姿を見られず。

 ようやく午前10時すぎに船中でカツオが釣れました。魚を見て士気は上がったものの、当たりは続かず。

 釣れたてを食べてみようということで、峯岸船長が船上でさばいてくれて試食。臭みがなくてびっくりしました。まだ氷締めされていない常温のカツオはもちもちでおいしかったのですが、冷やした方が好きとの声もあり、残りはクーラーボックスに入れて冷却しておきます。

 しばらくして私の竿にコンコンって当たりが来ましたが、食い込まず。餌取りかな?

 お昼すぎ、ミヨシでエビングをしていた葛飾区の飯塚一さん(38=自営業)方が「来たー」と叫び、ドラグがジジーッと出ていきます。みんな前に来てファイトを応援。カツオかな?この走りは違うだろ?キメジ?と皆、姿が見えない魚を想像して興奮。ひと通り走ったあとは釣り人の番。ポンピングしながら確実に寄せていきます。そしてまた走られては寄せてを繰り返し上がってきたのはキハダ!30キロ近くある立派なサイズです。こんな大きな魚なのにあっという間に上がりびっくりでした。

 自分が竿を持っていなくても、近くで大物とのやりとりを見るのは興奮しますね。

 私の釣果は0でしたが、楽しい釣りになりました。

 ◆桜井 瑠香(さくらい・るか)神奈川県出身。ミスHabushi(新島)。イルカ好きで全国の水族館を制覇するのが夢。釣りは淡水、海問わず年間釣行100日を超える。ブログは「イルカは魚を追いかける♪」。

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