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食い渋りなんの!68人カワハギと夏堪能

[ 2018年9月13日 17:23 ]

船中1号にご満悦の北村さん 
Photo By スポニチ

 【スポニチ「小網代カワハギ釣り大会】マルキユーカップ2018スポニチ「小網代カワハギ釣り大会」が9日、神奈川県小網代の丸十丸から出船した3隻で開催され68人が参加した。あいにくの食い渋りの中、参加選手たちの奮闘ぶりを特集。

◆20センチ級の中型 ご満悦船中1号

 船中第1号は開始早々だった。正丸の左舷トモ寄りで上げたのは、相模原市の北村公一さん(49=会社員)。20センチ級の中型ながら好スタートにご満悦だ。アオリイカやニジマス…ルアーを皮切りにキャリア10年。カワハギの最大は25センチで、数は25匹とか。「昨年末、この宿の主催大会で優勝しました。審査は3匹で750グラムでしたね」このいい出足に、「25センチ級をそろえたいな」。

◆3時間で6匹 総合2位ゲット

 これぞ大型と思われる1匹が出た。このC号船では数日前に31センチの“メガハギ”が出ている。船長は確率が高いそのエリアを執ように攻める。そんな中、竿先をグイグイと何度も引き込んで顔を見せたのが松戸市の中山幸一さん(49=自営業)の上げた26・5センチ。さらに、周囲が苦戦する中で1匹また1匹と順調に数を伸ばす。開始3時間後で6匹と船中トップ。シロギス、フグなど沖の小物釣りが得意だとか。結局、この大型が入賞につながり3匹で688グラム。総合2位を勝ち取った。(正丸)

◆妻24センチで軍配 仲良しカップル

 仲良しカップルも竿を出した。杉並区の小川敦也さん(39=会社員)と、彩子さん(38=同)夫妻だ。結婚して5年。「趣味の釣りがしたいので…」。まだ子供はいないと彩子さん。ほぼ毎週釣り場へ出向き釣りざんまい。先月はタチウオ。今月のターゲットは全てカワハギなんだとか。彩子さんが24センチの良型を上げたが、敦也さんは中型ばかり。「型ではいつも負けています」(敦也さん)。2人の今の目標は「キモがおいしいからいっぱい釣って、いっぱい食べたい」。魚は居酒屋へ持ち込み、新鮮な味を満喫したいとか。(正丸)

◆バラシ2回も 27・2センチ大物賞

 27・2センチを釣り上げ大物賞を獲得したのは丸十丸3号船に乗船した横須賀市の提箸哲也さん(48=会社員)。右舷大ドモに入釣し、最初に釣れたのがコレ。「優勝もイケる」と思ったが「宙釣り、たるませなどいろいろ試したのですが。バラシも2回ありました」とほかに1匹追加して納竿。

◆初挑戦で2匹 “先生”のおかげ

 丸十丸15号船に乗船した東久留米市の田中由紀子さん(24=会社員)はこの日が初カワハギ。グローブライドの社員で入社2年目。釣り関連のアパレル担当でこの日は同じ寮に住む同僚らと参戦した。2匹釣り上げ「社内にカワハギ釣りの先生がたくさんいます。専門的過ぎて言っていることが分からないこともありますが。先生についてこれから腕を磨きます」と話していた。

◆マル秘 戦法で対応 底上50センチ待つわ

 参加者の中には2011年、ダイワカワハギオープン(DKO)覇者の顔もあった。小平市の小泉卓也さん(48=会社員)だ。「餌の吸い込みに時間がかかる難しい状況ですね」とカワハギの食いを分析。基本は「底上50センチでじっと待って、コツンコツンと当たりがあったら下げながら掛ける」戦法で対応していた。(丸十丸15号船)

 ▽主催

スポーツニッポン新聞社

東日本釣宿連合会

 ▽特別協賛

マルキユー

 ▽協賛

大塚食品、オカモト、サクラ高級釣竿製造所、サニー商事、シップスマスト、シマノ、ジャルパック、上州屋、大同石油、ダイワ(グローブライド)、タックルベリー、ハイアールジャパンセールス、ハヤブサ、モーリス、ルミカ

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