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ルアー“色色”試して良型タチウオ94センチ

[ 2018年8月26日 07:34 ]

苦戦したものの良型をゲット
Photo By スポニチ

 【阪本智子のハッピーフィッシング】今季は東京湾のタチウオが絶好調。ここにきてムラも出てきたが一発爆釣も夢ではない。シマノの釣りガール、阪本智子が出掛けたのは横浜新山下の渡辺釣船店。ルアーで大物に挑戦だ。

 今季はタチウオ釣りがこれで5回目です。

 午前7時に船宿を出発して35分。観音崎の少し手前、走水沖がこの日のポイントです。到着するとすでにたくさんの船が集まっていました。

 ジグはまず120グラムを使用します。いつも釣果を出してくれる「ピンクゼブラグロー」のカラーを選びました。アシストフック、テールフックはしっかり掛かるようにトリプルフックで。

 水深60メートルでタナは50メートル。上下5メートルほどしか食わないということで、45〜55メートルを探ってみることに。まず55メートルまで落としたら、“ふわっくるふわっくる”と、半回転ずつ誘い上げていきます。しばらく誘っていると隣席の方がファーストタチウオをヒット!

 「タチウオおるんや!私も釣るでー!」

 さらに気合が入ります。誘い上げていると45メートル付近で当たりが!でも掛からない。すぐに落とし直し50メートルほどまで誘った時にまた当たりが。スっと竿を立てるとグーっと重みが乗った。

 「よっしゃー掛かったでー!」

 バレないようにゆっくりと巻き上げ無事に1匹目をGET♪

 幅は指3本半ほどのかわいらしいタチウオでした。1匹目が釣れると一安心。

 「よし、次はサイズアップや!」

 すると、反対側の舷で132センチが上がったとのこと。「う、うらやましい…」。

 その後すぐに2匹目が釣れましたが、指2本半サイズとサイズダウンで、大きいのを見た後だと赤ちゃんタチウオに見えましたよ(笑い)。

 さらに何匹か釣り上げ、当たりが少なくなったら船を移動。水深67メートル。今度は底から15メートルがタナになります。仕掛けを落としているとコツッとフォール中に当たりが!すぐに合わせを入れましたが掛かりません。ここで「ジグは150グラムの方が当たりが出やすいかも。またフォールで当たる方が多いのでフォールに重きを置いてください」と船長から指示があったので、150グラムのジグをサミングしながらゆっくり落としてみることに。ジグのカラーは変わらず「ピンクゼブラグロー」で。すると、本当にフォールでよく当たる。調子が良いので、ルアーのカラーを「パープルゼブラグロー」に替えてみます。するとまたまた指3本半サイズをGET。

 当たりは多いけど、なかなか大きいのが釣れないなぁ。と、さらにルアーをチェンジ。カラフルな「ドチャートキャンディ」に。底から3メートルほど誘い上げると、カツッと小さい当たりが!引きは強い。上がってきたのは指4本半の94センチの良型タチウオだ!

 「うれしい!サイズアップやー!」

 そして最後は、水深70メートルのポイントへ。ベタ底しか反応ないということで、底から5メートルをちょんちょん誘いでネチネチと探りました。穂先をちょんちょん動かしながら、4分の1回転ずつリールで巻きとっていきます。しつこく誘っていると当たりが。「これで10匹目のタチウオをGETや!」。その後も続けて何度か当たりが出ましたがうまく乗らず。この日の釣果は10匹で終わりました。楽しみきらなかったのがちょうどいい。次回は大物を釣り上げたいと思います。

 ?阪本 智子(さかもと・ともこ)1988年生まれ、大阪出身。タレント、シマノ釣りガール。現在、BS―TBS「釣り百景」をはじめ、新聞、雑誌など釣り媒体にレギュラーを持つ。関西圏で放送中の朝の情報番組「おはよう朝日です」に出演中。オフィシャルブログは「Tomoko’s life」。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、横浜新山下・渡辺釣船店=(電)045(622)8381。出船は午前7時。乗合料金9000円。女性と中学生以下は半額。

 ▼使用タックル ロッド/サーベルチューンBB B66M、リール/グラップラーBB  200HG、ルアー/サーベルチューンワンピッチ・120〜150グラム(以上シマノ)

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