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濃厚キス44匹 数も!型も!もう夢チュ〜です

[ 2018年8月5日 07:43 ]

良型のシロギスが連発
Photo By スポニチ

 【桜井瑠香のさあ釣るか!】千葉県飯岡沖でシロギスが釣れている。「肘たたき」とも呼ばれる大型が釣れることでも知られる。“不思議ちゃん”系釣りガール、桜井瑠香が乗り込んだのは隆正丸。型はもちろん数釣りも堪能した。

 ◆20センチ超太めも

 隆正丸は午前4時半、芳野義之船長の操船で出船。霧の中を30分ほど走り、ポイントに到着しました。水深は20メートル前後。オモリは20号。片天ビン仕掛けにジャリメを付けて緊張の1投目。軽くキャストして底を取って竿先を見ながらオモリを少し浮かせて元に戻す…繰り返し、糸フケ分を巻いて探っていくとプルプルと当たり。上がってきたのは可愛いサイズの本命キス。

 続く2投目ではダブルでキスが掛かりました。こんな良い日もあるんだなぁ♪船中あちらこちらでキスが顔を見せており、幸先の良いスタートとなりました。

 6時には8匹。1投1匹掛かる良いタイミングで、なんと仕掛けを絡ませてしまいモタモタ。うーん、この時間もったいない。でもまだ始めたばかりなのに新しい仕掛けに替えるのもね。悩みどころですね。なんとか絡みをほどいて6時半にツ抜け達成。

 ◆トップは207匹

 小型が多いため仕掛けがダメになったタイミングでハリのサイズを8号から7号にチェンジ。当たりはあるけど掛からなかった小さいキスでも掛かるようになりました。15分で5匹追加。そんなに投げなくても船下で釣れるので仕掛けも絡まなく快適です。

 しばらくしてポイントを移動すると、そこはメゴチのラッシュ。3人同時ヒットで全部メゴチ。ヌメりがあり、エラにトゲがあるので素手で触らない方がいいようです。

 朝のうちは曇っていて暑くもなく気持ちいい釣りをしていましたが、太陽が出てくるとやっぱり暑い。ひなたにいると日差しが痛いほどです。

 暑さに耐えきれず反対舷の日陰に休憩しにいくと優しいお父さんが3本バリ仕掛けの2本竿を器用に操って釣果を伸ばしていました。外房では天ビンがメインで、胴突仕掛けはほとんど使わないそうです。

 9時半にポイントを移動するとサイズアップ。キスとは違う魚かと思うほどの強い引きで20センチ超の太めのキスが上がりました。時折ダブルもあり、楽しい時間を過ごして11時に納竿。終わりのアナウンスと同時に1匹釣れたのはうれしかったです。

 私は44匹でキスの自己ベスト。トップは左舷トモの方で、2本竿で207匹!女将さんもびっくりの今シーズンベストでした。私が釣れていない時もずっと忙しそうに釣っていたもんなぁ。今回は良い日に乗れて良かったです。

 船宿さんに戻るとカレーが用意されていて、夏バテで食欲がなくても一口食べると止まらない。ほどよい辛さでとってもおいしかったです。

 今年のキスは好調!釣果を見ても竿頭はコンスタントに100匹超。記憶にも記録にも残る釣りになる予感です。夏の思い出作りは隆正丸がオススメですよ。

 ◆タックル 竿/ベイゲームX KISU H175(シマノ)、リール/アルテグラC2000S(シマノ)、からまん天ビン15センチ、オモリ20号、キスボートハリス1号、ハリは流線8号。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、飯岡・隆正丸=(電)0479(57)5432。集合は午前4時。乗合料金など要問い合わせ。

 ?桜井 瑠香(さくらい・るか)神奈川県出身。ミスHabushi(新島)。イルカが好きで全国の水族館を制覇するのが夢。釣りは淡水、海問わず年間釣行100日を超える。ブログは「イルカは魚を追いかける♪」

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