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餌とルアーの二刀流!タチウオ16匹 指4本幅ゲット

[ 2018年7月30日 07:18 ]

良型タチウオが釣れたでー
Photo By スポニチ

 【阪本智子のハッピーフィッシング】東京湾のタチウオが活発に釣れている。“夏タチ”本番の海へ乗り出したのはシマノの釣りガール、阪本智子。餌とルアー、川崎・中山丸で腕試しだ。

 この日の気温は35度前後。自分の体温と同じくらいだと思うとビックリですね。

 釣りものが増えてうれしい気持ちとは裏腹に、船の上はかなり過酷な時季に入りました。

 お世話になったのは神奈川県川崎市の中山丸。普段は餌かルアーのどちらかを決めてやるのですが、せっかくだからどっちも楽しんじゃえ!と中山勝之船長からOKをもらって餌とルアー両方のタックルを用意して乗船です。

 どちらの釣りでも1匹は釣るでー!ポイントは水深16メートルの木更津沖。まずは餌釣りからやってみます!今回は、コノシロの切り身が準備されていました。天ビンに40号のオモリ、1本バリ仕掛け。餌を使っての釣りは、タチウオが何度もアタックしてくるので、餌が取れないようにしっかりと縫い刺しで付けました。

 準備ができたら仕掛けを投入。底から“ふわっくる、ふわっくる”と誘ってはリール半回転巻きを5〜10メートルほど繰り返します。するといきなり当たりが。

 「あぁー!掛からへん!」

 さらに誘い続けると2度目の当たりが!竿を立てると「よし、乗った!」。水深が浅いので巻き上げは一瞬。指3本幅サイズが上がってきました。タチウオ釣りはその日その日で全く釣果が変わるので、1匹目が釣れるとひと安心♪

 餌を付け替えてすぐに下ろすとまた当たりが。誘い上げても今度は掛からない。どうやらサイズの小さいタチウオが多いみたいやね。あまりにも掛からないことが多いので、誘いを細かくちょんちょんと跳ねる感じに変えてみます。するとこれが大当たり。次々に当たりが出ました。当たりが出たら食べやすいように少しだけ誘いをゆっくりにしてあげるとしっかり掛かりましたよ♪当たりが少なくなった時は、1メートルを10秒ほどかけてネチネチ誘ったりするのも良かったかな。

 しばらく神懸かったように釣れ続けました。そして、9時半前にはツ抜け。その後は、浅いポイントで反応が悪くなったので、水深65メートルの深場へ移動。

 タナは50〜60メートル。深いのでさっきよりもしっかりめに誘いを入れます。するといきなり、「来たで来たでー!」。いい引きのタチウオが掛かった!大切に巻き上げると指4本幅でした!このタチウオはお刺し身で決定やな♪

 ここから当たりが多くなり、餌の付け替えがロスタイムになるのでルアータチにチェンジ。餌と同じ誘いで上げてくると1投目からヒット。手巻きなのでタチウオの引きを存分に味わえました♪

 後半はあまり良くなかったですが、合計16匹のタチウオを釣り上げて納竿。たくさん釣れたのでお刺し身、かば焼き、フライなどいろいろな料理にしておいしくいただきました♪

 ◆餌釣りタックル 竿/サーベルマスター テンビン M165(シマノ)、リール/フォースマスター 400(同)

 ◆ルアー釣りタックル ロッド/サーベルチューン BB B66M(同)、リール/グラップラー 300HG(同)、メタルジグ/サーベルチューン ワンピッチほか 80〜150グラム(シマノ)

 ◇阪本 智子(さかもと・ともこ)1988年、大阪生まれ。タレント、シマノ釣りガール。現在、BS―TBS「釣り百景」をはじめ、新聞、雑誌など釣り媒体にレギュラーを持つ。関西圏で放送中の朝の情報番組「おはよう朝日です」に出演中。オフィシャルブログは「Tomoko’s life」。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、川崎・中山丸=(電)044(233)2648。出船は午前6時45分。乗合料金9800円。タチウオ船は各地から出船中。

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