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猛暑の中でアジだ!サバだ!マダコだ!チヌだ!釣果もアツい!

[ 2018年7月18日 12:00 ]

兵庫県尼崎沖・武庫川一文字

お父さんとサビキ釣りを楽しむ大阪府吹田市の寺尾咲良ちゃん(右)と風花ちゃん
Photo By スポニチ

 【釣りラブ】子どもたち待望の夏休みはもうすぐ。ところでお父さん、お母さん、家族サービスの準備はできていますか?遠出の旅行は出費がかさむし、予約や計画も大変。ならば、身近で手軽な魚釣りはいかがでしょう。アジ、サバなどいろんな魚と簡単に出合えて、最高の思い出になること間違いなし。兵庫・尼崎沖にある広大な武庫川一文字に行ってみませんか。(スポニチAPC・野長 一則)

 当地は武庫川の河口から1・5キロ離れた沖にあり、東西4・5キロにわたって延びる長大な防波堤。足場もよく、家族連れや女性でも安心して釣りができる人気スポットとして有名だ。河口近くの「武庫川渡船」からなら早くて30分、遅くても1時間に1便があり、それに乗ればすぐだ。

 梅雨が明けて連日猛暑日が続く7月14日。午前7時の渡船で2〜5番まである船着き場の中で、5番を選択。周囲の様子を見ると、すでに多くの釣り人がサオを振っていた。

 4番付近で釣っていた大阪府吹田市の寺尾竜馬さんと、娘で10歳の咲良(さくら)ちゃん、7歳の風花(ふうか)ちゃん姉妹がサビキ仕掛けでアジとサバを釣り、歓声をあげていた。

 釣りが大好きで、そろって「お父さんに連れて来てもらうのが楽しい」とニッコリ。咲良ちゃんは「タコも1匹でもいいから釣りたいなあ」とまだまだ楽しむつもり満々だった。

 事実、当地ではマダコが現在よく釣れており、波止際に沿ってサオを上下に小刻みに振って、タコジグで専門に狙う人が全体の7割ぐらいと多い。大阪府大東市の小塩祥悟さんは500グラム級を釣り上げて、「これぐらいだと刺し身にできますね」とうれしそう。

 他にも京都市の安達敬一さんは、イガイの落とし込み釣りでチヌの35センチ前後を3匹ゲット。「今年の最高は夕方の時合だけで50センチ超えを含め18匹でした」と鼻高々だ。

 驚かせてくれたのは大阪府藤井寺市の北山毅さん。ルアーでハマチ狙いをしていて、45センチの大型チヌを仕留めた。「ジギングでチヌを釣ったのは初めて。ちゃんと口に掛かってましたよ」と興奮気味だった。

 時おり吹く海風も心地よく、いろいろな魚種を釣ることができる武庫川一文字。夏休みに子ども連れで行けば、歓喜の声をあげながら、笑顔いっぱいになること間違いなし。

 問い合わせは武庫川渡船=兵庫県尼崎市平左衛門町66、尼崎市釣り公園敷地内。阪神電車武庫川駅下車、武庫川尻東堤防沿い国道43号線ガード下より送迎バスあり(要連絡)。(電)06(6430)6519。

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