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ゆっくりリズムで…キス ダブルまたダブル

[ 2018年6月4日 07:08 ]

山中さんにダブル
Photo By スポニチ

 【特選投げ釣りポイント】梅雨期を前に気温、水温とも上昇。相模湾、伊豆半島一帯のシロギスの動きが良くなり、好釣りが期待できるようになった。(スポニチAPC 川上 二郎)

 小潮の2日目。伊東港の満潮は午前9時8分。宇佐美海岸は引き潮時間帯が釣りやすい所なので、朝イチは漁港堤防で釣る。

 7時半すぎの小堤港口は貸し切り状態。上バリにチロリ、下2本にジャリメをセットし70メートル先へ投入。いつもより若干遅めの引き・止め・待ちを繰り返す。

 数分後、60メートル付近で小さな前当たり。少しそのままで待つと、ほどなくやや強い魚信。さらに追い食いを待つと、それらしき魚信がある。巻き上げると16センチと17センチのダブルヒット。その後は50〜140メートル間を扇形に釣り分けた。遅いサビキと、やや長めの待ち時間が功を奏したのか潮止まりまでに15匹を超えた。この間、右手の海水浴場付近で釣る2人の釣り人の様子を観察。2人が釣っていたあたりは、以前はゴロ石や岩石が広がり、投げ釣りは難しかった記憶があった。

 数年前から整備された浜には、砂が入れられたか堆積したので、釣り可能になったのか?

 干潮時に烏川から伊東寄りの浜を釣る予定を変え、彼らの近くへ移動して状況を確認することに。この時点で伊東寄りは北東風が強まり、向かい風で釣りにくい状況だった。この浜は風裏で静かだった。

 3番目の階段下へ入る。烏川に近い西から2番目の階段下で中山悦郎さん(62=八王子市)が釣っていて、1人は帰宅した様子。あいさつをして状況を尋ねると「4色あたりでヒットします。現在5匹です」とのことだった。120メートル付近へ投入しゆっくりサビくと魚信があり、17センチがヒット。次は140メートル投げてサビく。20メートルぐらい引いたとき、中山さんに良型のダブルヒットが目に入った。写真を撮らせてもらう。

 この間、止め置いた筆者の竿にも17センチ前後のダブル。その後、左右へ150メートル投げ、海底の様子を確かめた。釣り可能だ。投入ごとに単発のヒットがあり、20匹を超えたので正午すぎに納竿した。

 若干浅めの浜だが右端の階段下付近(烏川左沖)と左端堤防(港口堤)近く、150メートル以上沖には根掛かりゾーンが広がっているので注意。

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