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外道でも釣ったかいありカイワリ 味は本命級!!焼いても生でも◎

[ 2018年5月10日 07:17 ]

今年の狩野川はすごい!
Photo By スポニチ

【吾作流 雑魚をおいしく!】コマセのマダイで外道として釣れるのがカイワリ。房総では専門に狙う遊漁船も。なぜなら食べるととてもおいしいから。(イラスト&文 桜多 吾作)

? 海底の状態によって棲んでいる魚が違う。砂地にはシロギスやヒラメ、岩場や根にはハタ、ソイ、メバルなどがいる。秋の本番には程遠いけど、もう青物が釣れているところもある。

 カイワレは、大きなものはめったに釣れないが、小型はそのままエラ、ワタを取ったら唐揚げにしてポン酢で食べてもいいし、焼き物や油で揚げるフライでもいい。

 鮮度の良いうちは刺し身だが、これは釣ってから2日ほど置いた方が脂も回るしおいしくなる。釣ったばかりは身が硬くて味も感じない。

 そう言えば昔、磯釣りに夢中になっていた時代、シマアジとヒラマサ、沖メジナを持ち帰ったことがあった。仲間を集めて食べた。シマアジが一番最初に食べ尽くされると思ったが、意外にもメジナが一番早かった。

 あっさりした味が食べやすかったんだろうか?

 その時知ったのは、残った刺し身を鉄板焼きにすること。シャブシャブも良い。魚嫌いのお子さんでも雰囲気が変わるせいか、これはかなり食べられる。

【2018アユ】アユ解禁を前に静岡県狩野川で7日、漁協関係者ら31人による試釣りが行われた。

 正午から午後1時まで1時間で、ポイントは下流の大仁〜上流部の嵯峨沢橋付近までの間。当日の天気は雨。気温は18度、水温は15度。水色は澄みで約9センチの増水…と、最悪のコンディションに近い状態。だが今年は漁協で質の良い海産や人工産の稚アユを放流。加えて天然遡上(そじょう)も例年になく活発。川の至る所の石がハミ跡で黒々としていた。

 それを証明するかのように、試釣り開始直後から各所でロッドが絞り込まれた。中でも釣果が良かったのが、

私の入川した田沢橋付近。1時間に32匹の釣果を得た。大きさは15〜18センチを中心に最大で

19・5センチだった。

 解禁は20日に決定。(山口 渓水)

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