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大満足の42匹 釣ってよし!食べてよし!アジなGWを楽しもう

[ 2018年4月25日 17:18 ]

和歌山県日ノ岬沖「共栄丸」

42匹と大漁のアジに表情も緩む
Photo By スポニチ

 【釣りラブ】春の嵐が訪れ、海も冬から春モードに移行し、水温上昇に伴って釣れる魚も変化してくるこの時期。各地でアジが好調に釣れていると聞いて、今回は和歌山県日高町の阿尾沖で大型を楽しんできた。ゴールデンウイークには、釣ってよし!食べてよし!のアジ三昧が楽しめそうだ。(スポニチAPC・矢野 貴雄)

 大型アジが日ノ岬沖で釣れているとの情報で、阿尾漁港より出船する「共栄丸(きょうえいまる)」へ4月17日に釣行。空が白み始める午前5時に港を出て、目的海域へ向かった。

 仕掛けはアミエビカゴが鉄仮面120号の天秤仕掛けで、ハリス3・5号の3本バリ。下手に自分で用意して行くより、船頭仕掛けが確実でオススメだ。

 水深60メートルのポイントで、狙うタナは底から5メートル前後。開始直後から釣れ始め、体高が高く、サイズも30センチを超えるほど立派だ。そんな中、掛かるが上げるまでにハリスが切られるという出来事が船内で起こり始めた。

 当方にも強烈な引き込みが来て、少しやりとりしたが、やはり3・5号ハリスでは太刀打ちできない。何か“予想外の大物”が回って来ているようだ。

 だが、本命はあくまでもアジ。カゴにアミエビを詰め、指示されたタナでサオを煽ってカゴからエサを振り出し、アタリが無ければ、少ししゃくって誘いを入れる。そんな作業の繰り返しで次から次へと釣り上げていく。

 突然、船頭がいきなりタモをもって左舷トモへ走った。「何が来たんやろ?」と見に行くと、サオが大きく曲がり、リールが唸りを上げている。どうやら先ほどからハリスを切っている大物が掛かったようだ。数分の格闘の末、上がって来たのは86センチの丸々と肥えたメジロ。対応するために、ハリスを12号に替えていたそうだ。

 当方のクーラーボックスはこの時点でほぼ満杯。ただ、何人かはイサギが欲しいらしく、船頭がソナーで探索。その甲斐あって大阪府貝塚市の島田豊さんがトリプルでゲットしたが、その後はまたアジは釣れるがイサギはポツポツだった。

 この日のサオ頭は大阪市・原平久さんで最大43センチのアジ42匹とイサギ1匹。これから釣りものがイサギへ変わって行く時期だが、大アジも狙えるので足を運んでみてほしい。

 問い合わせは共栄丸=和歌山県日高郡日高町阿尾153、(電)0738(64)2318。

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