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W沖メバル おっきい釣果 今が旬!佐渡島沖で良型35センチ

[ 2018年4月20日 07:05 ]

35センチ級の良型沖メバルを一荷で釣った高橋さん
Photo By スポニチ

 【新潟の釣り】日本海に沖釣りシーズンが到来。トップバッターは脂が乗って旬の沖メバル。寺泊・作十丸に乗り込んで佐渡島沖で狙った。(スポニチAPC 菅野 順也)

 午前5時半、寺泊港より出船した作十丸。航程1時間半で佐渡島南東沖、水深120メートルのポイントへ到着した。五十嵐利男船長の笛を合図に胴突仕掛けを投入。ハリ数は7〜10本が標準。餌はホタルイカのゲソの部分を使用する。

 1投、2投と繰り返したが魚信はなく、船は移動を繰り返した。「魚探に出る反応はたくさんあるのだけれど、前回とは違う潮だね」と五十嵐船長。

 1時間経過してようやく竿が動き始めた。栃木県下都賀郡・高山正宏さん(64=金型製作会社経営)は「魚釣りは仕事のストレス発散のつもりだけど、ついのめり込んでしまいますね」とオキメバルをダブルヒット。

 釣り上がった魚からはアミエビが大量に吐き出された。これが入れ替わった潮の正体で、魚には恵みとなるが、海中に餌が豊富だとハリに食い付きにくいのだ。

 五十嵐船長より「次の投入は海底にオモリを着けずに70メートルで止めてください」とアナウンス。水深は100メートルのポイントに切り立った高い根があり、その頂を狙った。

 「ブルブル・ゴンゴン」とにぎやかに竿を揺らす当たりがきたのは、群馬県利根郡・高橋邦夫さん(72=ペンション経営)「若い頃は多趣味だったのですが、今では釣り一筋になりました」と35センチの沖メバルがダブルと3キロのマダラを浮上させた。

 同じ投入で私には1キロ超のマゾイがヒット。当日は魚影の濃さとサイズの良さは確認できたが竿頭で10匹。

 この釣りは50匹以上釣れることも多いので次回は数に期待だ。

 ▼釣況 上信越地区東日本釣宿連合会所属、寺泊・作十丸=(電)0258(75)2668。出船は午前4時半。乗合料金1万円。

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