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マダイ4匹初挑戦だい!“プレ乗っ込み”突入!全員本命頂き

[ 2018年3月16日 07:17 ]

マダイ初挑戦の玉井さんも両手に華
Photo By スポニチ

 【新潟の釣り】日本海、新潟県各地のマダイが釣れている。“プレ乗っ込み”へ突入の気配も濃厚だ。今季も早くから特大が浮上。直江津・えびすや釣具店の謙信丸に乗り込んだ。(スポニチAPC 菅野 順也)

 「本格的な乗っ込み前に“プレ乗っ込み”といわれる状態がそろそろやってきそうです。すでに8・2キロの特大も上がりました」とかじを握る兼玉武雄船長がにこやかに語る。

 午前6時。「水深は70メートルです。ビシカゴを35メートルでいったん停止して、30メートルのタナで釣ってください」とのアナウンスで釣りを開始。 真っ白に染まった山並みを背に投入を繰り返したが、8時まで反応はない。兼玉船長は意を決し、大きく30分ポイントを移動。これが功を奏して、再投入するとすぐに竿が数本曲がった。すかさず1メートル巻き上げてからタナに戻す誘いをした私にもヒット。1キロの美しい魚体と対面できた。

 毎週のように船釣りを楽しんでいるという埼玉県富士見市・平塚藤一さん(71=自営業)は「大型の実績が高いこの海域に、今から乗っ込みまで集中して通いますよ」と2・5キロを浮上させた。

 船釣りは何でもこなしてきたという、仙台市・松本栄二さん(54=自営業)は「気付いたらマダイが一番好きな釣り物になっていました。試行錯誤するのが面白さですね」と連続ヒット。

 マダイ釣りに初挑戦の長野県須坂市・玉井芳久さん(48=会社員)は「仕事仲間に誘われてチャレンジです。アドバイスが良かったので私にも釣れました」と4匹の釣果に感激。

 兼玉船長によれば「どんなに魚影が濃くても魚にスイッチが入る時間は限られています。突然、引き込まれることや微弱な当たりしか表れないこともあるので、常に集中してください」とのこと。

 満席で全員が本命を釣り上げた当日は、竿頭で6匹。今後も釣果は上向き気配だ。

 ▼当日使用のタックル 竿=がまかつ「デルフィーノ 30―270」、ハリ=同「真鯛王ケイムラパール」12号、ハリス=ヤマトヨテグス「フロロハリス」8号5メートル・5号5メートル2段式。付け餌=マルキユー「船丸+軽締めアミノリキッド」。

 ▼釣況 上信越地区東日本釣宿連合会所属、直江津・えびすや釣具店=(電)025(543)8316。乗合料金1万1000円(8時間便)。出船時間要確認。マダイ船はほかに上越市・いとう釣具店=(電)025(544)1173、名立・龍宮丸=(電)025(537)2310、柏崎・千代丸=(電)0257(23)3552=からも出船中。

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