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【祥子の一度は入ってみたい絶景温泉】まるでテーマパーク 日之本一“湯ったり”470畳

[ 2019年2月22日 12:00 ]

宝川温泉の露天風呂の一つ、子宝の湯を楽しむ祥子(撮影・西尾 大助)
Photo By スポニチ

 お色気たっぷりの“謎の美女”祥子(33)がインスタ映えする絶景の名湯を紹介する「祥子の絶景温泉」。今回は群馬県みなかみ町の宝川温泉「汪泉閣」です。“みなかみ18湯”の一つで、一軒宿ながら巨大露天風呂が4つも!あの映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地でもあり、周囲の景観は抜群。雪見風呂にどっぷりつかって、温泉パワーをいただいてきました。

 「エッ?どこまでがお風呂で、どこまでが川?」。JR上越線水上駅から除雪された山道をバスで35分。旅装を解く間もなく向かった露天風呂を途中の吊(つ)り橋から目にした瞬間、思わず声を上げてしまいました。

 宝川温泉の名前の由来となった宝川にかかる白鷹橋。すっかり雪化粧した眼下には、川を挟んで3つの巨大な露天風呂が口を開けるように広がっているんです。左手前から広さ約120畳の摩訶(まか)の湯、同約50畳の般若の湯、右手に約200畳の一番大きな子宝の湯。すべて混浴で、左奥には約100畳ある女性専用の摩耶の湯があり、合わせて470畳の広さ。案内石に書かれた通り、「日之本一」の規模ではないでしょうか。

 ならばその中でも最大のお風呂にと、もう一つの吊り橋・子宝橋を渡って行く子宝の湯に、宿にある湯あみ着を着けて身を沈めました。お湯は無色透明で、毎分1800リットルの湧出量という泉温43〜70度の4つの源泉をブレンドしたもの。湯船が大きすぎるせいかぬるいところもありますが、板で仕切られたスペースはいい湯加減。川の向こうに摩訶の湯や般若の湯が見え、開放感と水墨画のような光景に時間がたつのも忘れるほどです。

 泉質は弱アルカリ性単純温泉。慢性疲労や神経痛、消化器病などに効能があるそうですが、「子宝」の名前と湯船の中央に子宝地蔵が置かれていることもあってか、子宝に恵まれたというお礼の手紙も届くとか。「摩訶の湯はポスターなどによく登場するお風呂で、般若の湯は湯船が浅く子供も安心して入れるお風呂とそれぞれ特徴があり、外国人客には露天風呂のテーマパークと好評です」とみなかみ町観光協会の永井真弓さん。

 そういえば昼食に寄った「育風堂」はハム・ソーセージ工房がある精肉店とレストランを備えた肉のテーマパーク。レストランで人気の焼きたてローストポークセット(税込み1480円)と熟成生ハム(520円)をいただきましたが、ポークは分厚い2枚重ねでボリュームたっぷり。下味がついていて、かみしめると肉汁がジュー。生ハムは塩味がほどよく、どちらもライスとともに平らげちゃいました。温泉パワーにお肉パワーまでいただいて、今年も突っ走らなくっちゃ〜。

 ◇宝川温泉◇

 ▽アクセス 上越新幹線上毛高原駅からもバスがあるが、水上駅で乗り換え。両駅までの無料送迎車も。車は関越道水上ICから県道63号利用。育風堂は水上駅から徒歩約20分

 ▽宿泊 1泊2食付き税込み1万2950円から。日帰り入浴は税込み1500円(タオルなど別)

 ▽問い合わせ 汪泉閣=(電)0278(75)2611、育風堂=(電)同(72)3574、みなかみ町観光協会=(電)同(62)0401

 ◆祥子(しょうこ)1985年(昭60)4月13日生まれ、熊本県出身。タレントで温泉ソムリエの資格を持つ。週刊ポストのグラビア連載「謎の美女」で人気に。写真集「鍵―KEY―」(講談社)など絶賛発売中。5枚目のDVD「恋愛ブランコ」(ラインコミュニケーションズ)を新発売。身長1メートル64、B85・W58・H86。血液型A。

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