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【祥子 酒と湯宿と男と女】長野・上諏訪温泉 麗しき双泉と湖眺

[ 2017年8月30日 12:00 ]

諏訪湖を一望できる朱白の露天風呂。絶景です
Photo By スポニチ

 お色気たっぷりの“謎の美女”祥子(32)が温泉と地酒に酔いしれながら男も女も元気になる名湯を紹介する「酒と湯宿と男と女」。今回は信州・長野県は上諏訪温泉(諏訪市)に出掛けました。県最大の諏訪湖のほとりにたたずむ全国屈指の温泉郷。湯量も豊富なら酒蔵もたくさんあって、絶景をごちそうに名湯と名酒を心ゆくまで堪能しました。

 JR新宿駅(東京)から中央線特急で2時間20分。上諏訪駅で降りてビックリ。上りホームに足湯があるんです。「上諏訪温泉にはそれだけ豊富に温泉が湧いているということです」と駅員さん。聞けば湧出量は全国有数の1日1万5000キロリットル。期待に胸を膨らませながら駅から徒歩約10分の諏訪湖畔にある「双泉の宿 朱白(すはく)」に向かいました。

 この宿、名前の通り、色も効能も異なる2つの源泉を持っているんです。無色透明の「白の泉」と赤茶色の「朱の泉」。前者が地下1500〜2000メートルから湧出する単純温泉なら、後者は浅い同160メートルから湧き出る重炭酸土類泉。早速、最上階(6階)にある、白の泉の露天風呂と朱の泉の内湯がガラス1枚でつながる「湖眺の湯」に身を沈めました。

 まずは白の泉。とても滑らかで柔らかく、肌にスッと浸透していく化粧水のよう。朱の泉は体のシンまでポカポカと温まるやさしい温泉です。効能も片や美肌効果など、一方は鎮静作用などと異なりますが、眼下に広がる諏訪湖の眺望の素晴らしさに変わりはなく、温泉をダブル、いやトリプルで満喫しました。

 お風呂上がりは諏訪市内に10カ所ある酒蔵の一つ、麗人酒造の純米吟醸「麗人」を冷やでいただきました。ベルギー・モンドセレクションで5年連続金賞を受賞した名酒で、フルーティーな香りと爽やかな味わいがとても飲みやすく、どんな料理にもハマるおいしさ。宿の方に「祥子さんにピッタリの名前のお酒」なんて乗せられて、つい飲み過ぎちゃいました。

 火照った体に心地よかったのが、お風呂からも見えた遊覧船(30分、900円)でのひととき。朱白の前から亀の形をした「竜宮丸」に乗ったんですが、標高759メートルの湖面に吹きわたる風の爽やかなこと。ここでは9月に入るとワカサギ釣りが始まるとか。ワカサギといえば天ぷらがお酒の肴(さかな)に最高。今度はワカサギ釣りを兼ねて来ようっと。

 ◇上諏訪温泉◇

▽アクセス 車は中央道諏訪ICから約10分

▽宿泊 旅館・ホテル・民宿約30軒。朱白は1泊2食付き1万3000円から。日帰り入浴1100円(タオル付き)

▽酒蔵巡り 1800円でグラスを購入、国道20号沿いの酒蔵5軒で試飲しながらスタンプを押して応募すれば酒蔵グッズがもらえる

▽問い合わせ 朱白=(電)0266(52)2660、諏訪観光協会=同2111

 ◆祥子(しょうこ) 1985年(昭60)4月13日、熊本県出身。タレントで温泉ソムリエの資格を持つ。週刊ポストのグラビア連載「謎の美女」で人気に。MXテレビ「バラいろダンディ」(水曜レギュラー)に出演中。写真集「鍵―KEY―」(講談社)を新発売。DVD「とある綺麗なOLさんの妄想」(リバプール)など絶賛発売中。身長1メートル64、B85・W58・H86。血液型A。

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