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【祥子 酒と湯宿と男と女】咲花温泉 美肌の湯に酔いしれて

[ 2017年5月24日 12:00 ]

エメラルドグリーンに澄んだ翠玉の湯を堪能する祥子
Photo By スポニチ

 お色気たっぷりの“謎の美女”祥子(32)が温泉と地酒に酔いしれながら男も女も元気になる名湯を紹介する「酒と湯宿と男と女」。今回は新潟県五泉市の阿賀野川のほとりにたたずむ咲花(さきはな)温泉に出掛けました。エメラルドグリーンに輝く天然温泉は弱アルカリ性の美肌の湯。月1度登場する“酒風呂”と地酒もダブルで楽しんで体はトロ〜ットロに――。

 阿賀野川河畔に湯花が噴出していたところから名前が付いたという咲花温泉。開湯は1954年(昭29)と新しいんですが、湯質はハンパありませんでした。

 訪ねた「ぬくもりの宿 佐取館」の3代目・林聡明さんによると、美肌に効果のある温泉の条件は7・5以上の弱アルカリ性で、炭酸水素塩泉、硫黄泉、硫酸塩泉のいずれかの泉質であることだそうですが、咲花温泉は7・8の弱アルカリ性で単純硫黄温泉。さらに成分的には硫酸塩泉の条件も満たしているとのことで、4つの条件のうち3つを満たす美肌に欲張りな温泉なんです。

 本当はJR磐越西線咲花駅から徒歩15分の道の駅「阿賀の里」から遊覧船(約40分、2000円)に乗って佐取館に行こうと思ったんですが、あいにくの強風で遊覧中止。残念でしたがその分、ゆったりと美肌の湯を楽しむことができました。

 まずは最上階にある露天風呂「翠玉(すいぎょく)の湯」と展望大浴場。その名の通りお湯がエメラルドグリーンに輝き、眼下を流れる雄大な阿賀野川を眺めながらのひとときはまさにぜいたくの極み。肌もツルツルになって、時間がたつのも忘れそうなほどでした。

 そんな体をさらに癒やしてくれたのが、毎月26日に実施している「ふろっ酒」。酒風呂専用日本酒を入れた客室露天風呂に特別に入れてもらいましたが、専用酒には肌の角質層の構成要素となるアミノ酸の濃度が通常の日本酒より5倍あり、美肌、血行促進、疲労回復、そしてお酒のほのかな香りによるリラクセーション効果が期待できるんだとか。実は祥子も自宅の風呂にカップ酒を入れているんですが、思わず納得です。

 お風呂上がりは本物をということで、宿の食事所で地元近藤酒造の「菅名岳」と金鵄盃酒造の「越後杜氏」の冷やをいただきました。どちらもキレのいい飲み口から優しい飲み口に変化する味わい深いお酒。体の外と内からお酒に浸れば、あとは…な〜んちゃって。

 ◇咲花温泉◇

▽アクセス 上越新幹線新潟駅から信越本線を経由し磐越西線咲花駅下車。車は磐越道安田ICから国道49号利用

▽宿泊 旅館は7軒。佐取館は1泊2食1万5000円から。日帰り入浴は1000円。食事付き3800円から

▽問い合わせ 佐取館=(電)0250(47)2211、咲花温泉観光協会=(電)同(43)3911

 ◆祥子(しょうこ) 1985年(昭60)4月13日、熊本県出身の32歳。タレントで温泉ソムリエの資格を持つ。週刊ポストのグラビア連載「謎の美女」で人気に。MXテレビ「バラいろダンディ」(水曜レギュラー)に出演中。最新DVD「とある綺麗なOLさんの妄想」(リバプール)、最新写真集「椿」(講談社)とも絶賛販売中。1メートル64、B85・W58・H86。血液型A。

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