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ロッテ香水ガム「イヴ」が29年ぶりに復活、同日に「クイッククエンチCガム」を2年ぶりに発売

[ 2024年8月8日 05:00 ]

 あの“香水ガム”が復活する。ロッテは7日、板ガムの「イブ」と「クイッククエンチ-Cガム」を20日に発売すると発表した。

 1972年に発売を開始した「イブ」は“香水ガム”として親しまれ、95年頃に販売を終了した。今回、板ガムとしては29年ぶりの発売となる。70年代初頭は女性を中心に身だしなみやエチケットに対する意識が高まっていて、「花の香りが漂う香水のようなガムを作れないか」という考えから開発された。今回もキンモクセイの香りをベースに、ローズ、ジャスミンを加えた華やかな香りが広がる味わいをそのままに、パッケージも金色で縦型の化粧品のようなデザインを再現している。

 「クイッククエンチ-Cガム」は78年に発売され、92年頃に販売を終了。最近では2022年に復刻しており、2年ぶりの発売となる。爽やかなレモンの香りとかみ始めから口の中に広がるパワフルな酸味が特長。スポーツシーンをイメージしたイラストを配置するなど、こちらも当時と同じデザインとなっている。

 ガム市場は23年度以降、回復し始めている。若年層を中心にしたレトロブームの影響もあり、板ガムは24年度も好調で、4~6月の売上は前年同期比で110%(インテージSRI+調べ)と伸長。同時期の10~20代の板ガム購入率は150%(マクロミルQPR70代拡張パネル)となっている。

 「昔のものが逆に新しくて面白い!」と若い世代にも人気の「レトロ」な商品。ロッテは「懐かしい味わいやパッケージを通して、板ガムならではの香り広がる味わい、ノスタルジックなデザインを幅広い世代の方にお楽しみいただきたい」としている。

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