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紀藤正樹弁護士 約4700万円脱税“ねこクラゲ”被告に「税は皆のために使われるもの。その感覚すら…」

[ 2024年7月25日 13:07 ]

紀藤正樹弁護士
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 弁護士・紀藤正樹氏(62)が25日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。確定申告せず所得税約4700万円を脱税したとして、所得税法違反罪に問われた漫画家池田恵理香被告(36)に福岡地裁が24日、懲役10月、執行猶予3年、罰金1100万円(求刑懲役10月、罰金1400万円)の判決を言い渡したことに言及した。

 池田被告は「ねこクラゲ」のペンネームで、人気小説「薬屋のひとりごと」の漫画版で作画を担当している。武田夕子裁判官は判決理由で、急激に人気が出て(税務申告のための)事務作業から逃げ続けて仕事やプライベートを優先したと指摘。数年にわたる多額の脱税は悪質だと述べた。一方で、経済的利得の目的ではなかったとし、加算税などを含め全て納付した点を量刑上考慮した。

 判決によると、2021年までの3年間に、漫画家として得た約2億6000万円の所得を期限までに確定申告せず、所得税約4700万円の納付を免れた。5月31日の初公判では起訴内容を認めた上で「後でまとめて払うつもりだった」と述べていた。

 紀藤氏は「税は皆のために使われるもの。その感覚すらないことに驚き」とつづった。

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