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政府が水道水の全国調査 発がん性指摘「有機フッ素化合物」浄水場などで検出

[ 2024年6月23日 04:45 ]

 発がん性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS=ピーファス)が各地の浄水場や河川で検出されている事態を受け、政府が水道水の全国調査に乗り出したことが22日、分かった。汚染の実態把握が急務と判断した。政府関係者が明らかにした。

 PFASは水や油をはじき、熱に強い特徴があり、フライパンのコーティングや食品包装など幅広く使われてきた。化学的に安定している一方で、自然環境では分解されにくく、長期間にわたって残留。「永遠の化学物質」とも呼ばれる。水や食べ物などを通じて体内に取り込まれ、腎臓がんリスクの増加や胎児の成長低下などの恐れがあると言われる。

 この数年、PFASが高濃度で検出されたと全国各地の自治体や市民団体が発表。泡消火剤として使われていた経緯もあり、青森県三沢市や東京・多摩地域、神奈川県横須賀市、浜松市、沖縄県など米軍、自衛隊基地との関連が指摘される地域も多い。

 政府が定める水道水や河川の暫定目標値は、欧米より高い水準になっている。

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