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凸版印刷、制作した内閣府啓発ポスターの“酷似”を謝罪 作品を参考にして「チェックが不十分だった」

[ 2023年4月19日 11:32 ]

 凸版印刷株式会社は19日、内閣府男女共同参画局から依頼があった若年層の性暴力被害予防月間のポスターのデザインについて、イラストレーター・たなかみさきさんのイラストに酷似していた点について謝罪し、原因について「チェックが不十分だった」と報告。今後の対応について発表した。

 内閣府は今月、「若年層の性暴力被害予防月間」の一環でポスターを製作し発表。しかし「たなかみさきさんのイラストにそっくり」という指摘が相次いだ。同局は18日夜に「若年層の性暴力被害予防月間のポスター等については、請負事業者との契約上の関係に確認を要する事項が生じたため、使用を取り止めます」と発表。一夜明け、たなかみさきさんの作品と似ているとの指摘があったことを認めた。また、製作を請け負った凸版印刷(東京)に確認したところ、同社から「作品を参考にした。類似性のチェックが不十分だった」との報告があったという。

 同局はこれらの件について「請負先の事業者の制作過程において、このような不適切な点があったことについては、極めて遺憾であり、事業者に対しては、真摯な対応を求めていく所存です」と声明を発表しポスターの使用中止を発表。「たなかみさき様に御迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます」とたなかさんへ謝罪し、配布済みのものは可能な限り回収するとしている。たなかさんも「言いたいことは沢山ありつつももう皆さんが言ってくれているので手短になりますが、ポスターのテーマが大切だから尚のこと広告業界は楽をしようとせず もっとよく意図を伝えられる良いものを作れるように沢山話し合って協力していきましょう」とコメントしていた。

 凸版印刷は「このたび、弊社が受託した内閣府の『若年層の性暴力被害予防月間』に係るポスター等制作業務において、イラストレーターのたなかみさき様の作品との類似性について、多くの方からご指摘をいただきました。社内調査した結果、制作過程において、たなかみさき様の作品を参考とした事実があり、弊社制作物とたなかみさき様の作品との類似性に関するチェックが不十分であったことが判明いたしました」として「たなかみさき様、関係者の皆様にご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます」と公式サイトで謝罪。

 「また、これにより、内閣府の『若年層の性暴力被害予防月間』の期間中にポスター等の使用を取りやめるという事態を招いたことに関しまして、内閣府、関係者の皆様にご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます」として「弊社においては、今後このようなことを二度と起こさぬよう、全力をあげて、再発防止に努めて参ります」と呼びかけた。

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