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政党ポスター“支持率”上位は…自公が高得点 党トップの前向く姿が「分かりやすい」

[ 2022年7月6日 06:00 ]

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 与野党各党はポスターやキャッチコピーでも懸命に自らの特色をPRする。広告コピーなど商業言語学を専門とする中央大の飯田朝子教授に主要8政党のポスターを5点満点で採点してもらった。

 星4つと高得点だったのは自公。岸田文雄首相と山口那津男代表が前を向く姿が「分かりやすい」と評価された。一方、躍進が予想される日本維新の会は星2つで、松井一郎代表と吉村洋文副代表の顔が別方向を向いていることが評価を下げた。なおN党は政党ポスターを作っていない。

 《自民★★★★ 見る者の目を引く配色》日本の国旗を想起させる配色で目を引く。カタカナ語を使わず、「、」を廃し「。」を付けることで、国民と堅実なコミュニケーションが取れるせりふのようになっている。

 《公明★★★★ 見分かりやすい党首の顔》党首の顔が前を向いているのが分かりやすい。ただ「日本を、前へ。」の「前」は、「前進」と「以前」のダブルミーニングで、必ずしも「前=未来」という解釈は生まれない。

 《共産★★★ 「自由民主党」を想起?》デザインが目を引く。しかし「まっすぐ、つらぬく。」の一文が何を形容しているのか分かりにくい。文字の配置から「自由民主党」を想起させる危険があるかもしれない。

 《国民★★★ ちぐはぐなスケール感》躍動感があり、見る人をひきつける。「給料を上げる。」は分かりやすいが、給料の次が「国を守る。」なのはスケール感がちぐはぐ。2つの内容の関連性についての説明が欲しい。

 《立民★★ 漢字多く堅苦しい文言》デザインが注意喚起のようで魅力に欠ける。「生活安全保障/物価高」という漢字は堅苦しく、有権者とのコミュニケーションが取れにくい印象。「もっと良い未来」は良い言葉。

 《維新★★ 方向性が分かりにくい》2人の顔が別の方向を向いているので、党がどちらの方向に進むのかが伝わりにくい。「改革。」で「。」を入れると、そこで完結してしまい「そして成長。」につながりにくい。

 《れいわ★★ 背景派手だが内容平凡》ピンク色の背景は派手で目を引くが、内容が平凡でコミュニケーション力に欠ける。ポジティブなワードの方が有権者に刺さるのでは。党名の後にあるネコ(?)の足跡も意図が不明。

 《社民★ デザイン性も文言も…》デザイン性が感じられず、党のセンスが見えてこない。メッセージが有権者に刺さる印象も薄い。「くらしが一番!」も政党が何をしてくれるのか分かりにくく、解釈のブレが出そう。

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2022年7月6日のニュース