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史上最短梅雨明けで史上最長酷暑到来 電力需要逼迫の恐れ 冷房は控えず適切に

[ 2022年6月28日 05:30 ]

 気象庁は27日、九州南部、東海、関東甲信で梅雨明けしたとみられると発表した。関東甲信は統計がある1951年以降で最も早く、6月の梅雨明けは2例目。東海と九州南部は過去2番目の早さとなる。関東甲信でこれまで最も早かった6月29日に明けた2018年は、埼玉県熊谷市で7月23日に観測史上最高の41・1度を記録する猛暑だった。梅雨の期間はいずれの地域も過去最短で、過去に例のない「暑くて長い夏」がやってくる可能性がある。

 27日も気温が上がり、東京都心は35・7度。記録の残る1875年以降、6月では初めてとなる3日連続の猛暑日となった。

 気象庁によると、梅雨明けは九州南部は平年より18日早く、東海と関東甲信はいずれも22日早い。梅雨の期間は九州南部が16日間、東海が13日間、関東甲信が21日間にとどまり、いずれも過去最短となった。

 ウェザーマップ所属の気象予報士・多胡安那さんによると、梅雨が短かった理由は「梅雨前線が北上して暖かい空気が入り込んだため」という。今後1週間は埼玉県熊谷市や岐阜県多治見市などの内陸で40度近い気温の可能性もある。また、長期的にも7、8月と予報は気温が高くなる見込みで「今年の夏はいつもより暑い日が長い可能性がある」といい、猛暑の覚悟が必要だ。

 熱中症に十分に気をつけなければいけないが、電力不足も深刻な今夏。東京電力管内では27日、気温上昇に伴う冷房利用の増加などで電力需給が逼迫(ひっぱく)する恐れが強まっており、経済産業省は管内の家庭や企業に対して「電力需給逼迫注意報」を発令し、午後3~6時の節電を呼びかけた。電力を安定供給するには供給の余力を示す予備率が最低3%必要とされる。注意報は予備率が5%を下回ることが予想される場合に発令され、節電を呼びかける。熱中症の危険性も高まっているため冷房は控えず、適切に利用することも同時に求めた。

 さらに、西日本では水不足の懸念もある。多胡さんは「電力不足、水不足も心配ですが、熱中症は命に関わるので我慢せずに対策を。また、猛暑と雷雨はセット。今夏はゲリラ豪雨も多いかもしれません」と注意喚起した。

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