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「日本赤軍」重信房子元幹部 20年の刑期終え出所「見ず知らずの人たちに被害を与えおわび」

[ 2022年5月29日 05:30 ]

 世界各地でテロ事件を起こした「日本赤軍」を結成し、オランダのフランス大使館が武装占拠された1974年のハーグ事件に関与したとして懲役20年の判決が確定した重信房子元最高幹部(76)が28日、刑期満了を迎え、服役していた医療刑務所「東日本成人矯正医療センター」(東京都昭島市)を出所した。

 重信元幹部は午前7時55分ごろ、73年にレバノンでパレスチナ人男性との間に生まれた長女メイさん(49)とともに黒のワンボックスカーに乗って施設の敷地から出た。車から降りると支援者約30人や報道陣に囲まれ、近くでは街宣車が抗議活動するなど一時騒然となった。報道陣の取材に応じ、日本赤軍の活動について「見ず知らずの人たちに被害を与え、この機会におわびします」と謝罪。服役中にがんの手術を受けており「まずは治療と学習に専念したい」と話した。

 重信元幹部は71年、レバノンに出国し、日本赤軍を結成した。ハーグ事件に関与した疑いで国際手配され、大阪府内に潜伏中の2000年に逮捕された。巧みな人心掌握術で組織を拡大していく姿から、周囲に「魔女」と称された。

 日本赤軍を巡っては、01年に重信元幹部が解散を表明したが、日航機がハイジャックされた77年のダッカ事件に関与したとされる坂東国男容疑者(75)らメンバー7人は今も国際手配されており、警察当局が動向を注視している。

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