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魔女裁判で死刑宣告の女性が329年ぶりに無罪 米マサチューセッツ州議会が中学生たちの問題提起で動く

[ 2022年5月27日 08:18 ]

 1692年に米マサチューセッツ州セイラムで起こったいわゆる“魔女狩り”で囚われの身となり、翌93年に死刑を宣告されたエリザベス・ジョンソンさん(当時22歳)に対し、同州議会は26日、正式に免罪とするための法案を可決。ジョンソンさんは結果的に処刑されていないが、歴史的にも有名な“魔女裁判”で329年ぶりに事実上の無罪を勝ち取った。

 AP通信によれば、この裁判では数百人が告発され、19人が絞首刑となり1人は拷問中に死亡。しかし数十人は無罪でジョンソンさんの母親もその中に入っていた。しかし法的にジョンソンさんは有罪のままで、これに疑問を抱いた地元のノース・アンドーバー中学校に通う13~14歳の学生たちが問題を提起。これを受けて州下院のダイアナ・ディゾグリオ議員(38=民主党)が法案を提出し、審議に入っていた。

 3世紀以上の歳月をかけて1人の女性の“えん罪”が晴れた形で、同議員は「エリザベスのような犠牲者に起こった事実は変えられないが、少なくとも法的な記録は変えることはできる」とコメント。ノース・アンドーバー中学の教師、キャリー・ラピエールさんは「声をあげられない人たちに代わって生徒たちがその役目を務めたことはとても意義のあることです」と、長い間見過ごされてきたえん罪に目を向けた生徒たちの活動を称えていた。

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2022年5月27日のニュース