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4630万円男 副町長にムカッ 町に「打撃与えてやろうと」 説明に矛盾も

[ 2022年5月26日 00:51 ]

 山口県阿武町が誤って振り込んだ給付金4630万円の一部を使用したとして電子計算機使用詐欺容疑で同町の無職田口翔容疑者(24)が逮捕された事件で、田口容疑者が町への返金を拒否した理由について、町の対応に腹を立て「打撃を与えてやろうと思った」などと説明していたことが25日、分かった。

 誤送金は4月8日に発生し、同日、田口容疑者は返金手続きを拒否。同14日に、田口容疑者の母も交えて、副町長や町職員が田口容疑者と面会した。その後、返金手続きが進まず、同21日に田口容疑者と町職員が自宅前で面会。町関係者によると、その際、田口容疑者は同14日に副町長が職場まで来たことなどを挙げ「会社に来て、今から銀行へ連れて行っていいですか、と。やっぱりおかしいじゃないですか」と対応を批判。「そういうのも僕からしたら火が付くものなんですよ。打撃を与えてやろうと思った部分もあった」などと話したという。

 町の手続きミスで発生した誤送金。返金に応じないのは町の対応に腹を立ててのことと主張したが、実際の金の動きと突き合わせると矛盾も見える。

 田口容疑者が「町に打撃を与えよう」と思ったという4月14日時点での口座残高は2286万7438円。前日13日の残高は2419万6570円で、副町長らが面会する以前に、半分にあたる2000万円以上がすでに引き出されていた。その後、同18日までにほぼ全額が口座から消えていた。

 関係者によると、副町長らは田口容疑者の職場まで行ったことについて「電話やメールに全く対応してくれなかったから」などと説明している。

 誤送金した金額の約9割にあたる金額は、今月20日までに、田口容疑者が使用した決済代行会社から町の口座に入金されている。同町の花田憲彦町長は24日の会見で「発端が町のミスによる誤振り込みであることは間違いない事実」と田口容疑者に謝罪した。

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2022年5月25日のニュース