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乙武洋匡氏、涙の初街頭演説 「実現したい社会が40年前に実現していた」地元・用賀で

[ 2022年5月21日 13:39 ]

初の街頭演説で聴衆と意見交換を行った乙武洋匡氏(左)。用賀小時代のクラスメートがマイクを握り、笑顔を見せる(撮影・安田 健二)
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 夏の参院選東京選挙区(改選数6)に無所属で立候補することを表明したベストセラー「五体不満足」の著者で作家の乙武洋匡氏(46)が21日、東京都世田谷区の用賀駅前で初の街頭演説を行った。

 重い障害を抱える自身を受け入てくれる幼稚園が世田谷区にあったことから、家族で用賀に引っ越し、用賀小、用賀中と過ごした地元での初街頭。「インクルーシブや共生社会という言葉がなかった時代から実現していたのがこの街だった。政治家として実現したい社会が40年前に用賀で実現していた。だからこそ一番最初の街頭演説はこの街でやりたかった」と語った。

 小学校のクラスメートやその子供ら約80人の聴衆が集まり、約1時間にわたって訴えた。その訴えを終えると「何できょうここに来てくださったのか。お子さんだったら宿題多すぎるという話題でもいい。なにかここで話してみたいという人がいれば」と聴衆にマイクを渡した。外国にルーツを持つ人や官僚の不祥事への憤りなど多岐にわたる意見に沿って、自身が考える問題点や改善案などを提示。最後に世田谷区内の小学3、4年生から「いじめのない学校にしたい」との言葉には、「これ仕込みじゃないからね。感動している」と胸一杯の様子。「子供たちが頑張ることであると同時に大人たちが頑張ることでもある。一人一人の違いが認められる社会になればいじめを減らしていけるんじゃないか」と私見を述べた。

 終了後には取材に応じ「『乙武だからこそ、私の話を聞いてほしい』『乙武だからこそ、この苦しみを理解してくれるんではないか』という人が非常に多かったように感じた」と双方向で進める方式に手応え。選挙は握手が命運を握るとも言われる中で、ハンデを負っていることについて「この短い腕でよければ握手することもできるし、グータッチもできます。コロナ下なので気になる人は写真撮影だけでも構わない。本当に気軽に触れ合ってもらえれば」と聴衆との交流にも積極的に取り組むことを誓った。

 本格的に活動が始まった心境に関しては、6年前の参院選挑戦が自身の女性問題で潰えたことを念頭に「あれだけ迷惑をかけてしまった仲間達がもう一度集まってくれて、一生懸命準備してきた。彼らと活動できて最高です」と目に涙を浮かべて感謝した。

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