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国後島で女性遺体見つかる 知床沈没船乗客か 松野官房長官「事実関係の確認進める」

[ 2022年5月14日 05:30 ]

北海道・知床半島の羅臼港沖合を航行する海上保安庁の巡視船。後方は北方領土・国後島=11日
Photo By 共同

 第1管区海上保安本部(小樽)は13日、ロシアが実効支配する北方領土・国後島の海岸で女性の遺体が見つかったことを明らかにした。北海道・知床半島沖で沈没した観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」の乗客の可能性がある。外交ルートや海難事故に関する同国とのSAR協定に基づき、身体的特徴や衣服などの情報収集を進めた。

 14人が死亡、12人が行方不明となった事故は発生から20日。不明者発見となれば、4月28日以来となる。今後、乗客の可能性が高いと判断した場合にはDNA型鑑定も検討するとしている。

 1管によると、女性の遺体は6日に国後島西岸で見つかった。遺体は島内の古釜布(ふるかまっぷ=ロシア名はユジノクリーリスク)の病院に運ばれた。ロシア側から10日に連絡があったという。

 国後島は、半島先端の知床岬から東にあり、最短距離は約40キロ。発見は事故発生から2週間近くたった今月6日で、専門家は「乗客が海流に乗り、漂着することは十分あり得る」とみている。

 海保は、女性の遺体に関して行方不明の乗客の可能性があると、関係する家族に伝えた。松野博一官房長官は記者会見で「外交ルートでロシア側にさらなる情報を照会している。事実関係の確認を進める」と説明。またロシア側が回収した、死亡した14人のうちいずれかの名義のキャッシュカード入りのリュックサックに関し、早期引き渡しを申し入れていると説明した。

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