宿泊療養者に駅弁やJAL機内食 16日から週1で提供、小池都知事「彩りを」

[ 2022年1月15日 05:30 ]

14日午後、定例記者会見で発言する東京都の小池百合子知事
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 東京都は14日、宿泊療養中の新型コロナウイルス患者に、各地の駅弁や機内食などの提供を始めると発表した。小池百合子知事が定例会見で明らかにしたもので、家庭内感染を防ぐために同居家族がいる人は宿泊療養施設での療養を推進。その上で「単調になりがちな宿泊療養に彩りを添える工夫。家庭内感染を防ぐためにご協力いただきたい」と呼び掛けた。

 都によると、頻度は週に1回程度で、初回の16日は宮城県の「極撰炭火焼き牛たん弁当」(小売り価格税込み1450円)、山形県の「牛肉どまん中」(同1250円)、東京都の「深川めし」(同950円)、神奈川県の「鯛(たい)めし」(同830円)の4種類の駅弁を計1000食分用意。「牛肉どまん中」は東京駅での駅弁売り上げ1位を誇るなど、いずれも人気の弁当だ。

 さらに今後は日本航空の機内食や、老舗料亭なだ万(東京)の仕出し弁当も予定している。小池氏は、宿泊療養を望まない人もいるとし「食事はとても重要アイテム」と胸を張った。

 新たな取り組みに、インターネット上などでは賛否両論。コロナ禍で旅行需要が落ち込む中「弁当の業者にとっても助かるのではないか。いいアイデア」という声の一方で、「1人暮らしで宿泊療養施設に入れない人には何もない」との指摘も。オミクロン株の拡大で自宅療養者も増加する中で、多角的な視点を用いた対応が求められる。

 ≪警察・消防職員の3回目接種前倒し≫小池氏は警察・消防職員を対象に、新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種計画を前倒しし、19日から順次始めることも明らかにした。ワクチンは都の在庫を活用し、都内の3カ所に大規模接種会場を設ける。対象はエッセンシャルワーカーを中心に拡大していく。都は以前から3回目の接種開始時期を早められないか検討していた。小池氏は、都内で職場接種を含め1日最大22万回接種した実績があると説明。「打つ能力はあるし態勢は整っている。打つものさえあれば早急にできる」として、国に十分な量の供給を求めた。

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