和歌山県立串本古座高に宇宙専門コース新設へ 全国初の試み「全国の宇宙少年よ、来れ」

[ 2022年1月13日 05:30 ]

 和歌山県は12日、県立串本古座高(串本町)に宇宙専門のコースを新設すると発表した。県によると、公立高で宇宙専門コースを設ける試みは「全国で初めて」としている。2024年度の新設を目指す。

 串本町で日本初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」の建設が進められている。宇宙に関心を持つ生徒を県内外から呼び込むとともに、地域の活性化につなげたい考えだ。

 コース新設は、発射場を運営する宇宙事業会社スペースワン(東京)の関係者らの協力を得て実現する運びとなった。仁坂吉伸知事は12日の定例記者会見で「全国の宇宙少年よ、来れ。時代の最先端を歩みたい生徒は、応募してほしい」と呼び掛けた。

 同校の普通科には、地域に貢献できる人材を育成する「グローカルコース」など複数のコースがある。22年度からは「総合的な探究の時間」で宇宙関連学習を採用し、23年度の入学生からグローカルコース内の選択科目に「宇宙(仮称)」を新設、24年度に独立したコースとする見通し。今後は専門家の意見を聞きながらカリキュラムの内容や、専門的な知見がある教員の採用を検討する。

 スペースワンはキヤノン電子などが出資し、串本町田原地区に発射台や組立棟などを整備。ロケットは高さ約18メートル、重さ約23トンの人工衛星打ち上げ用で、1号機の発射時期は「22年末まで」を目標としている。

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