焼き肉店立てこもり容疑者 相次ぐ電車内事件に触発か「生きている意味を見いだせなかった」

[ 2022年1月10日 05:30 ]

男が焼き肉店に立てこもり、騒然とする現場=9日午前0時8分、東京都渋谷区代々木1丁目
Photo By 共同

 東京都渋谷区の焼き肉店立てこもり事件で、監禁容疑で現行犯逮捕された住所不定、無職荒木秋冬容疑者(28)が人質とした男性店長(49)に対し「最近あった電車内での事件のようにしたかった」と話していたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。昨年10月に起きた京王線内の事件などに触発された可能性がある。

 捜査関係者によると、荒木容疑者が調べに「2週間前に長崎県内の実家を出て、新宿でホームレス生活していた。生きている意味を見いだせなかった」と供述していることも判明。店内では事件前に焼き肉を食べており、「場所はどこでも良かったが、捕まる前に焼き肉が食べたかった」と話している。警視庁は足取りや事件に至った経緯を捜査する。

 現場からは粘着テープが巻かれたり携帯電話が取り付けられたりした箱状の物3個も見つかったが、「見せかけの爆弾を作った」と説明。爆発物ではなかったとみられる。警視庁は牛刀や果物ナイフを押収しており、銃刀法違反の疑いも視野に調べる。

 荒木容疑者は1月8日夜、渋谷区代々木1丁目の「焼肉牛星代々木店」で、男性店長を人質に立てこもったとして、翌9日午前0時すぎに逮捕された。店長にけがはなかった。

 警視庁は9日、荒木容疑者の逮捕容疑について、当初発表していた逮捕監禁ではなく、監禁だったと訂正した。

続きを表示

「嵐」特集記事

「内村航平」特集記事

2022年1月10日のニュース