小学生兄弟放火殺人 伯父「両親出払うのを待って火を付けた」同居親族とトラブルか

[ 2021年11月26日 05:30 ]

 兵庫県稲美町で小学生兄弟が死亡した住宅火災で、殺人と現住建造物等放火の疑いで逮捕された同居の伯父で無職松尾留与容疑者(51)が「(兄弟の)両親が出払うのを待って、ガソリンを使って火を付けた」と供述していることが25日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、住宅の車庫から中身が使われた形跡があるガソリン携行缶(20リットル用)が見つかったことも判明。捜査本部は、この缶のガソリンを室内でまき火を付けたとみて、焼け跡にあった布団の燃えかすから検出された油の成分との照合を進める。ガソリンは農機具などの燃料とみられる。

 現場の住宅は死亡した兄弟と、父親、母親、母親の兄に当たる松尾容疑者の5人暮らし。19日深夜の出火直前、父親が仕事を終えた母親を車で迎えに外出し、両親は不在だった。加古川署捜査本部は、同居の親族らとの間に何らかのトラブルがあったとみて動機の解明を進める。

 松尾容疑者は19日午後11時35~40分ごろ、稲美町岡の自宅で何らかの方法で火を放ち木造2階建てを全焼させ、就寝中だった小6松尾侑城君(12)と小1真輝君(7)を殺害した疑いで逮捕され、容疑を認めている。兄弟は出火直後の同45分ごろ、煙を吸ったことによる急性一酸化炭素中毒で死亡したとみられる。

 松尾容疑者は過去に大阪府内に滞在歴があり、火災5日後の24日、現場から東に約55キロ離れた大阪市北区の扇町公園で身柄を確保された。潜伏や逃亡先として土地勘がある大阪を選んだ疑いがあるとみて事件後の移動手段や経路を調べる。

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