静岡知事に辞職勧告決議 コシヒカリ発言、請願も

[ 2021年11月25日 05:30 ]

臨時議会閉会後、取材に応じる川勝平太静岡県知事=24日午後、県庁
Photo By 共同

 静岡県議会は24日、川勝平太知事が同県御殿場市に関し「(特産は)コシヒカリしかない」とやゆした問題を巡って臨時議会を開き、知事の辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。これに先立ち、御殿場市民が提出した知事の辞職を求める請願も可決された。同県で知事の辞職勧告決議が可決されるのは戦後初。法的拘束力はない。

 川勝氏は閉会後、記者団に「決議を極めて深刻に受け止め、猛省しなければならない。生まれ変わると富士山に誓った」と強調。辞職を否定した上で自身の12月分の給料と期末手当を返上する考えを示した。

 決議は「県を分断する発言により県民の心を深く傷つけ、県政の停滞と混乱を招いた。知事としての資質を欠いている」と指摘する内容で、自民党会派が提出を決めた。自民、公明党会派が賛成し、川勝氏に近い「ふじのくに県民クラブ」などが反対した。

 自民会派は地方自治法に基づく不信任決議案を提出する方針だったが、直前になって辞職勧告決議案提出に変更した。不信任決議は出席議員の4分の3以上の賛成が必要で、可決の見通しが立たないと判断した。

 川勝氏は10月の参院静岡選挙区補欠選挙の応援演説で、支援する無所属新人の出身地の浜松市と、対立候補の自民党新人が市長を務めていた御殿場市の特産を比較し「コシヒカリ」発言をした。

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