山本群馬県知事 魅力度ランク“激怒報道”真意を説明 調査会社“反論”には「相手にしたくない」

[ 2021年10月14日 16:00 ]

群馬県の山本一太知事
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 群馬県の山本一太知事が14日、記者会見し、同県が44位だった2021年の「都道府県別魅力度ランキング」に対する法的措置検討について、あらためて説明。「4位下がって、バーンと激怒して言っているとかじゃない。このランキングは、魅力度ランキングという名称に堪えられるようなものではないと知事として認識している」と真意を語った。

 報道陣から質問を受けると「ランキングそのものを否定するつもりはない。基本的には前向きな性格なので、それなりに根拠のあるいいランキングなら、そこから学んで伸ばしていこうと前向きな考え方ができるこのランキングは、魅力度ランキングという名称に堪えられるような信頼性の高いものではない。本来であれば気に掛けたくないが、社会的影響力があるので、なかなかスルーできない。前回、激怒みたいに報道されたが、結構、冷静にコメントしたということは分かっていただければ。社会的な影響力のあるランキングには説明責任が伴うので、それが十二分に果たされていない。25位ぐらいから47位まで7点差の中に詰まっている。我々が検証した時にご協力いただいた統計の専門の方々も誤差の範囲と言っている。誤差で動き得るものを、何故下位のランキングまで出さないといけないのか、皆さん疑問を持っていた」と切り出した山本知事。

 「発信した目的は、このランキングが申し訳ないが杜撰だし、信頼度が低いということを県民の皆さんに分かっていただきたいし、国民の皆さんにも理解していただきたいし、メディアの皆さんにも正確に理解していただきたいということ。このことを県民、国民、メディアの皆さんに分かってもらうための方策として、法的措置が有効なのであれば、検討するということ。やると決めたわけではない。法的措置を検討する中で、ランキングの信憑性が議論される。1つの選択肢として検討する、こういう意味です。4位下がって、バーンと激怒して言っているとかじゃない。このランキングは、魅力度ランキングという名称に堪えられるようなものではないと知事として認識している」と真意を語った。

 民間シンクタンク「ブランド総合研究所」(東京)が今月9日に発表。群馬県は昨年の40位から44位に下落した。

 山本知事は12日の記者会見で「根拠に乏しいデータで群馬県を低く位置付けるのは県民に失礼だ。法的措置も検討している」と批判。根拠が不明確ながら主要メディアに取り上げられ「誤った認識が広がることは県民の誇りを低下させ、経済的損失にもつながる」と指摘した。

 最下位とされたものの「痛くもかゆくもないというのが県民の本音ではないか」と受け流す茨城県の大井川和彦知事に触れ「茨城県知事は大人の対応を見せていたが、群馬としての姿勢を示したい」と強調した。

 ブランド総合研究所は13日、「思わぬ発言があり驚いている。調査結果の発表を抑えつけようという発言であれば、世の中すべての調査結果の公開を妨害することになるのではないか。意図が理解できない」との反論コメントを出した。

 ランキングはインターネットを通じ、認知度など89項目を尋ね、3万人あまりから集まった有効回答を基に決められた。

 この日の質疑応答で、ブランド総合研究所は「群馬の点数は上がっている。群馬の順位が下がったというよりは、他県が相対的に上がった」と“反論”している、と水を向けられると、山本知事は「そういうコメントは相手にしたくない。誤差の範囲で、なぜ上がったり下がったりするのか、全く分からない。それは全然、説明になっていない。それを判断するための基準を公開していない」とした。

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