日大背任事件 井ノ口容疑者、受注の見返りとして3億円超要求か

[ 2021年10月10日 05:30 ]

井ノ口忠男容疑者
Photo By 共同

 日本大学医学部付属板橋病院(東京都板橋区)の建て替え工事を巡る背任事件で、日大理事の井ノ口忠男容疑者(64)が契約前に、都内の設計事務所側に対し、受注の見返りとして3億円超を支出するよう要求した疑いがあることが9日、関係者への取材で分かった。実際に設計事務所から医療コンサルタント会社に2億2000万円が流出し一部は井ノ口容疑者らに渡ったとされる。

 コンサル会社は、大阪市の医療法人「錦秀会」の前理事長籔本雅巳容疑者(61)=同容疑で逮捕=が出資、設立したペーパーカンパニー。建て替え工事の設計契約は、日大が関連会社「日本大学事業部」に業務委託し約24億円で発注。井ノ口容疑者は同社の取締役で実質的に支配していた。

 関係者によると、受注した設計事務所は籔本容疑者の知人に促されて業者選定のプロポーザルに参加。評価点が改ざんされ、4社の中から選ばれた。井ノ口容疑者は、受注の見返りに3億円超を支払うよう要求し、最終的に2億2000万円で折り合いがついたという。

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