二階派、消滅の危機?「人事権を失えば空中分解」

[ 2021年9月30日 05:30 ]

自民党総裁選

 二階俊博幹事長は総裁選終了後、自身の投票先を質問した記者に立腹。「党内を円満にまとめるために私は全力を尽くしてきた」と語気を強めた。

 岸田氏は1回目で想定以上の議員票を獲得。2位止まりとの下馬評を覆した。

 ポイントになったのは二階氏。27日に岸田氏と面会。自身を切り捨てようとした岸田氏と対立関係にあったが、主流派として枢要ポストを確保したいという派閥領袖(りょうしゅう)としての思惑がわだかまりを捨てさせた。投開票直前の28日には、二階派幹部が同派の一部議員に「岸田氏で行く」と告げた。党幹部は「党員投票の結果は関係なく、決選投票で二階派の大半は岸田氏に入れた」と見立てた。

 それでも今後は党内で二階氏の求心力低下が予想される。党関係者は「二階派は政策集団としての色が薄く、人事権の強さから所属している議員が多い。人事権を失えば空中分解し、二階派は消滅の危機に直面する」との見方を示した。

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