キングメーカー誇示 「安倍砲」SNSでさく裂 高市氏支援再アピール 真の狙いは「岸田政権」誕生

[ 2021年9月20日 05:30 ]

 自民党総裁選に立候補した河野太郎行政改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行は19日、フジテレビとNHKの番組で論戦を展開。地方組織とオンラインで会合を開くなど、連休中も支持拡大に腐心した。こうした中、安倍晋三前首相が高市氏支援の動きを加速化。勢力図にどのような影響を与えるか注目される。

 安倍氏はこの日投稿したツイッターで、18日に行われた日本記者クラブ主催の公開討論会に触れ、「高市早苗候補の冷静で的確な応答振りを賞賛する声が多数寄せられています。」と高市氏を絶賛。続けて、「彼女の外交安全保障に於(お)ける見識を示されたら困るのか、彼女をスルーする見識無き質問者まで出る始末(笑)。」とつづった。

 クラブ側による代表質問では河野、岸田両氏に質問が集中。ネット上では「高市外し」などの投稿が相次いでいた。
 ツイッターには自身と高市氏の顔写真が並んだ新しい「2連ポスター」も掲載。保守で政治信条が近く、「この国を守る。」と大書きされている。

 安倍氏のツイッターのフォロワー数は、政界屈指の河野氏の242万人に迫る228万人。「党員・党友票の獲得は告示後、数日間が勝負」とも言われており、支持拡大へ連休中にアクセルを強く踏み込んだ格好だ。

 安倍氏の意向は菅義偉首相の不出馬表明翌日の4日に表面化。告示を翌日に控えた16日にツイッターで正式に表明した。その後、高市氏支持の岸信夫防衛相、片山さつき参院議員らの投稿をリツイート。この日も秘蔵っ子の稲田朋美元防衛相が支持表明したツイッターを引用し紹介した。

 立候補に必要な推薦人20人の確保が課題とされた高市氏だが難なくクリア。安倍効果もあってか、議員のほか、党員・党友の間でも支持を広げている。

 「安倍氏のテーマは影響力の誇示」(党関係者)とも言われる総裁選。具体的には、第1回投票で高市氏に一定程度の票を集め自身の力を見せつけ、決選投票で岸田・高市連合を結成。敵対する石破茂元幹事長が全面支援する河野氏を撃破し、「岸田政権」を誕生させるというもの。総選挙後に細田派から安倍派へ代替わりするとされており、キングメーカーとしての地位確立へ、安倍氏にとっても負けられない戦だ。

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