日経平均株価 バブル崩壊後最高値 31年ぶりの水準に時価最大 経済正常化へワクチン接種追い風

[ 2021年9月15日 05:30 ]

バブル経済崩壊後の終値最高値を更新した日経平均株価を示すボード=14日午後、東京都中央区
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 14日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸し、前日比222円73銭高の3万0670円10銭で取引を終えた。2月16日に付けたバブル経済崩壊後の終値最高値を更新し、1990年8月1日以来約31年ぶりの高値水準になった。東京証券取引所第1部の全企業の株式時価総額は過去最大。新型コロナウイルスワクチンの接種率上昇で、経済正常化が進むとの見方が追い風となった。

 東証1部の全体的な値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は21・16ポイント高の2118・87で、約31年ぶりの高値を付けた。東証1部の全企業の株式時価総額は約778兆円に膨らみ、3営業日連続で最大を更新した。出来高は約13億3900万株。

 朝方から買い注文が優勢となり、平均株価の上げ幅は300円を超え、一時3万0800円に迫った。その後は、当面の利益を確定する売りが出て、上げ幅は縮小した。

 政府は13日、新型コロナワクチンを2回接種した人が日本の人口の5割に達したと発表した。経済の正常化で先行する欧米の接種率の水準に近づいたことが、投資家心理の改善につながった。新規感染者の減少傾向や新政権による経済対策への期待も支えとなった。

 菅義偉首相の退陣表明後に平均株価は急上昇しており、市場では高値への警戒感が高まっている。一方、大手証券関係者は「ワクチン接種や感染者減少が、企業業績の向上につながるとの評価が広がれば、平均株価は一段と高まると見込んでいる」と話した。

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