今冬インフルエンザとコロナ同時流行?医療関係者が懸念 昨年の感染激減で「抗体ない人多い」

[ 2021年9月11日 05:30 ]

 今冬はインフルエンザが猛威を振るい、新型コロナウイルスと同時流行するのではないかとの懸念が医療関係者らの間で高まっている。昨年はインフル患者の報告数が激減したが、新型コロナ感染症対策アドバイザリーボードの脇田隆字座長は9日の会合後の会見で「(昨年)インフルが流行しなかったことで免疫を持つ人が減っており、大流行する可能性がある」と指摘した。同時流行が起きれば、医療体制がさらに逼迫(ひっぱく)する恐れもある。

 インフルエンザ感染者は毎年1000万人以上と推計されるが、国立感染症研究所によると、昨年は医療機関の受診者が約1000分の1の約1万4000人に激減。多くの人が新型コロナを意識し、過去にない水準の感染防止対策を取ったことでインフルエンザの感染が抑えられたとの見方がある。医療関係者は「昨年少なかった分だけ現時点でインフルの抗体がない人が多く、感染リスクが高まっている」と指摘する。

 医師で医療ジャーナリストの森田豊氏は「流行すれば大規模になる恐れはあるが、昨年と同水準の感染防止策ができれば流行は抑えられる」と話す。新型コロナとインフルエンザ、両方のワクチン接種を勧めた上で「インフルの抗体ができるのは接種から2、3週間が必要。流行のピークが来年1月ごろとすれば、12月中旬までに打った方がいい」とした。

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