コロナ感染で死亡する米国の「ファースト・レスポンダー」が増加 今年は132人が死亡

[ 2021年9月7日 11:32 ]

 警察官や消防士など災害や事故などが起きた際に最初に対応する米国内の「ファースト・レスポンダー」に、新型コロナウイルスの感染による死者が増え続けている。

 AP通信が伝えているもので刑務官なども含む「ファースト・レスポンダー」は米国内でワクチン接種の最初の対象者。しかし勤務に関して接種が義務化された職種が多かったにもかかわらず、拒否感を示してまだ受けていない職員が多く、少なくとも1回の接種を受けた対象者は全米平均(74%)を大きく下回っていると報じられている(正確な数値は不明)。

 非営利団体の「ジ・オフィサー・ダウン・メモリアル・ページ」によれば、コロナ感染で死亡した警察官やその関係者は今年132人を数えているが、6月まで71人だったのに対して7月以降は2カ月で61人。フロリダ州では8月にわずか10日間で6人が死亡する事態となった。

 カリフォルニア州のロサンゼルス市警察では8月31日までにワクチン接種を受けたのは全体の51%。同州の刑務所では受刑者の接種率が75%なのに対して刑務官は7月中旬の段階で41%にとどまっており、「ファースト・レスポンダー」の接種率の低さが論議を呼ぶ結果となっている。

 なおフロリダ州では新規感染者の数は鈍化傾向を示しているが、8月だけで6600人が死亡。9月に入っても死者数は減少せず、1日に過去最多の1338人を記録するなど、まだ警戒感を弱められるような状況には至っていない。

 

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