日本最年少金のスケボー西矢 地元の大阪府松原市長が13歳に託す練習拠点の監修&改修プラン

[ 2021年7月26日 19:53 ]

西矢椛がスポーツパークまつばらに贈ったサイン
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 スケートボード女子ストリートで金メダルを獲得した西矢椛(13)の練習拠点、大阪府松原市の複合スポーツ施設「スポーツパークまつばら」を所有する同市の沢井宏文市長が26日会見し、西矢が使うスケートパークをその監修で改修するプランを示した。「もう少し施設としてこだわってもいいのかなと思う。一役買ってもらえれば」と語った。

 15年7月にオープンし、その1週間後から多い時期は週5回、海外遠征がある現在も週3回練習する。ただ、同施設はフットサル3面にスケートパーク1面の構成。金メダリストを輩出した施設としては決して豪華とはいえない。改修後は「冠を付けさせてもらえればうれしい」とも語り、西矢椛の名前を施設名に刻みたい意向も明かした。また市民栄誉賞の授与も検討するという。

 西矢のサインも飾られたクラブハウス。サインはXゲームで銀メダルに輝いた一昨年、依頼した。快挙を祝福した支配人の太(ふとり)健二さん(35)は当時を回想し、「浮き足だった私たちに比べて、本人は何も変わらない。横断幕を作りませんか?と提案してもお母さんが“悪いからいいです”と。ここがゴールじゃないんだと感じた」と振り返る。

 C大阪の選手も輩出した同施設。指導に熱心な親も多く見掛けると言うが、西矢家は違った。「基本は椛一人で取り組む。フェンスの外で見張ったり、近くで教えたがるお母さんも多いけれど、ちょっと離れたところで見守った。暑い日も寒い日も。動画を撮っていた」。公共施設のため、1日550円の利用料金を現在も受け取っている。

 通い始めて丸6年。本番前、同施設で最後の練習を行ったのが今月中旬だった。「頑張ってね」と激励すると「ありがとうございます。頑張ります」と応じたという。

 「小さい頃は笑顔だけだったのに。大人になったんだなと感じた。きょうテレビの中継を見たら、こんなにスラッとしていたかなと思った」。ランで3位につけ、計5回挑戦できるベストトリックは2本目まで失敗だった。それでも浮かべた笑顔に「普段通りなのかな」と感じたそうだ。「すごいなの一言。ここを使ってくれて感謝です」と語った。

 横断幕はもちろん、コロナ禍もあり同施設では壮行会も行わなかった。「金メダルを取って戻ってくる。盛大にお祝いしたい」と太さんは凱旋を心待ちにした。

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