柔道男子60キロ級・高藤 金1号に人気ゲームの18歳師匠が祝福「とても格好よかったです」

[ 2021年7月25日 05:30 ]

柔道男子60キロ級優勝し、金メダルを手に笑顔の高藤(撮影・会津 智海)
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 開会式から一夜明けた24日、東京五輪の競技が本格的に始まった。柔道男子60キロ級では高藤(たかとう)直寿(28)が日本の金メダル1号となった。実は畳を離れた時に、夢中になっているのが世界的人気を誇る対戦型オンラインゲーム「フォートナイト」だ。高藤が「師」と仰ぐ18歳の人気プレーヤーがスポニチ本紙の取材に応じ、バーチャル空間でも上達のために一直線に打ち込む姿を明らかにした。

 高藤が「師匠」と慕うGXSU(じーす)氏(18)はスポニチ本紙の取材に「金メダル獲得本当におめでとうございます!とても格好よかったです」と祝福した。

 「フォートナイト」は世界3億5000万人の登録者がいる人気タイトル。このゲームで高藤は「Takato―judo」の名前でキャラクターを操る。プレーヤーの間ではYouTubeにプレー動画を実況付きで配信して楽しむのが定着しており、高藤も5月に専用チャンネルを開設。ただ、登録者は約200人とまだまだ“白帯”。ツイッターの専用アカウントには「柔道頑張りながらフォートナイトも頑張ってます」と記している。

 一方、GXSU氏は3年半前からゲームを始め、今ではYouTubeの登録者18万人超を誇る国内屈指の人気プレーヤー。ゲーム内で勝敗の鍵を握る「編集」と呼ばれる操作を世界最速で行う神業から「編集世界一」の称号を持つ。

 かねて高藤が小学1年生の長男とGXSU氏の動画のファンだったことがきっかけで、今春からSNSを通じて交流が始まった。4月にはゲーム内で初めて共闘し、他のプレーヤーを全滅させて勝ち残る「ビクロイ」(ビクトリーロイヤルの略称)を達成した。

 同氏はプレー中の高藤について「ゲームでもうまくなりたいというモチベーションが凄く高い」と世界の頂点に立った高藤だからこその姿を説明。本格的にプレーするために家庭用ゲーム機からパソコンに乗り換えたことなどから熱意を感じたという。直接対面したことはないが、オンラインを通じて何度も話しており「オリンピック選手と一緒にゲームできるなんて考えられなかったので本当に光栄に思います」と明かした。

 高藤は開幕前に五輪で優勝した場合について「めちゃくちゃ性能がいいゲームPCが欲しい」と宣言。ちょうど1カ月前の会見では「金メダリストにふさわしい部屋にしたい」と自宅に豪勢なゲーミングルームを作る野望も口にしていた。実際に金メダルを手にし、フォートナイトの実力も“黒帯”となれるか注目される。「今度また僕と高藤さんが大好きなゲームをしましょう!」と10歳下の“師匠”も金メダリストとのプレーを心待ちにしている。

 ▽フォートナイト 米エピック・ゲームズが開発。17年公開。プレーヤーの操作するキャラクターが島に上陸して、他のプレーヤーと銃器などで戦いながら最後まで生き残りを目指すオンラインゲーム。基本プレーは無料で一部アイテムなどで課金がある。18、19年で1兆円の収益があったとされる。スポーツ界では大リーグ、パドレスのダルビッシュ有(34)やサッカーブラジル代表ネイマール(29)がプレーしていることで知られる。

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