池袋暴走事故 禁錮7年求刑、飯塚被告は最後まで無罪主張 判決は9月2日

[ 2021年7月16日 05:30 ]

タクシーの後部座席に乗って東京地裁に入る飯塚幸三被告(撮影・岸 良祐)
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 東京・池袋で2019年4月、乗用車が暴走して母子が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長飯塚幸三被告(90)の公判が15日、東京地裁で開かれ、検察側は同罪の法定刑で最も長い禁錮7年を求刑した。飯塚被告は「ブレーキとアクセルを踏み間違えた記憶はない」と改めて無罪を主張し、結審した。判決は9月2日。

 被害者参加制度を利用した裁判で、亡くなった松永真菜さん=当時(31)、長女の莉子ちゃん=同(3)の遺族7人が代読を含め意見陳述。一貫して自らの非を認めない被告に、父親の上原義教さん(63)は「刑務所に入って反省する時間を持って」と話した。飯塚被告は終始下を向き、遺族と顔を合わせるそぶりはなく、傍聴席から「寝てるんじゃないよ!」との声も上がった。

 真菜さんの夫の松永拓也さん(34)は閉廷後に会見し「憤りを覚える。最も重い罪を与えてほしい」と語った。

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