菅首相 五輪開催基準示さず、野党「都合の悪い意見に耳傾けない」

[ 2021年6月8日 05:30 ]

参院決算委を終え、自民党役員会に向かう菅首相
Photo By 共同

 菅義偉首相は7日の参院決算委員会で、東京五輪・パラリンピック開催が可能となる具体的な基準を明言しなかった。

 野党から何度も基準を示すよう求められたが、「国民の命と健康を守るのが首相たる私の仕事で、開催の前提だ」などと繰り返すばかり。立憲民主党の水岡俊一氏から「前提が崩れたときに中止の選択肢を取れるのか」と追及されると、「私自身は主催者ではない」とこれまでと同様、かわした。

 一方、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が開催による感染拡大を懸念し警鐘を鳴らし続ける中、野党は分科会にリスク評価を諮問するべきと相次いで要求。一貫して消極的な首相に、共産党の小池晃書記局長は「都合の悪い意見には耳を傾けない」とその姿勢を批判した。

続きを表示

「騒動特集」特集記事

「加藤綾子」特集記事

2021年6月8日のニュース