昭和史の謎ついに、東条元首相らA級戦犯遺骨は「太平洋に」米軍将校証言

[ 2021年6月7日 05:30 ]

1948年12月23日、東条英機元首相ら絞首刑となったA級戦犯7人の遺体の入ったひつぎを乗せ、横浜市の火葬場に向けて巣鴨プリズンを出発する米軍のトラック
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 第2次大戦後、極東国際軍事裁判(東京裁判)で死刑判決を受けた東条英機元首相らA級戦犯7人の遺骨について、米軍将校が「太平洋上空から私がまいた」と記した公文書が6日までに見つかった。米軍による具体的なA級戦犯の遺骨処理の方法が公文書で判明するのは初。遺骨は遺族に返還されず、行方は昭和史の謎とされていた。

 7人が処刑された1948年12月23日付と、49年1月4日付の2種類の極秘文書(機密解除済み)で、現場責任者のルーサー・フライアーソン少佐が経緯を記していた。

 東条元首相のひ孫東條英利さん(48)は「遺骨がどこかに廃棄されるより、海への散骨で自然に返されたのはましだ」と冷静に受け止めた。

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