児童養護施設の子どもたちに1万冊の本を届けたい 施設出身の女子大生が支援訴える

[ 2021年5月12日 23:25 ]

 児童養護施設を今春卒業した大学1年生の山内ゆなさんが12日、オンラインイベントに参加し、施設で暮らす子どもたちに計1万冊の本を届けるために支援を呼び掛けた。

 「JETBOOK作戦」と名付けたプロジェクトの一環。100施設に100冊ずつを贈るために、クラウドファンディングサイト「レディーフォー」を通じて支援を募っている。目標は3000万円。支援者には「人生で出会った最高の本」を選んでもらいたいとし、計1万人の参加を目指している。山内さんは「どうか皆さんの力を貸していただいて、1万人の温かい思いを子どもたちに届けたい」と呼び掛けた。

 山内さんは2歳から高校卒業まで施設で生活。高3の頃、同じ施設で暮らしていた小学生の女児から「本を読みたいから国語の教科書を貸して」と言われたことがきっかけで「JETBOOK作戦」を立ち上げた。

 山内さんは「施設ってどんなところですか?」と聞かれると「少し厳しい修学旅行が一生続いている印象かなって答えるようにしている」と説明。「施設の子どもたちのバックボーンとして虐待を受けていたりすることはあるけど、ずっと暗かったり悲しんでいる子は少ないと感じている。辺りの公園に遊んでる子と一緒なんだよってことを訴えたい」と述べ、今後も活動を通じて施設のことを伝えていくことを誓った。

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