連休後半 観光地に人出 自粛続き「我慢できない」

[ 2021年5月5日 05:30 ]

端午の節句に合わせて東京タワーに飾られたこいのぼり。タワーの高さにちなんだ333匹のこいのぼりが訪れた人たちの目を楽しませていた
Photo By 共同

 東日本を中心に晴れ間が広がった4日、人出が少ないターミナル駅がある一方で、観光地では混雑がみられる場所もあった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府はゴールデンウイーク(GW)中の外出自粛を強く求めたが、「これ以上我慢できない」との声も。土産物店は客足の戻りを歓迎しつつ、今後の感染再拡大に懸念もにじませた。

 東京都港区の東京タワーでは、333匹のこいのぼりが飾られ、親子連れが記念撮影。「息子が初節句なので見せられてよかった。人が多いことには驚いた」と話す人もいた。

 北海道の観光スポット、札幌市時計台では、観光客らが写真撮影しようと列をつくった。大阪市の30代男性は「大阪からと言ったら嫌がられそうだが、感染防止を徹底して久々の息抜きを楽しみたい」と笑顔で語った。

 鮮魚店や青果店が軒を連ねる札幌市の二条市場も活況。店を営む長内博昭さん(65)は「コロナ禍だからと閉める店もあるが、予想より客の入りは良い」と喜んだ。

 まん延防止等重点措置を実施している那覇市中心部の国際通り。シャッターを閉めた店が目立つが、談笑しながら歩く家族連れの姿も。横浜市から新婚旅行で訪れた夫婦は「海外に行きたかったが、今は無理なので」。大半の店が入店前の体温測定やアルコール消毒などの対策を徹底しており「安心する」と話した。

 地元で土産物店を営む40代男性は「売り上げは厳しいが客足は戻りつつある」と語った上で「人の往来が増えれば感染者も増える。1~2週間後が心配だ」と複雑な心境をのぞかせた。

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