ビル・ゲイツ氏 27年の結婚生活に終止符 妻への財産分与最高約6兆円の可能性

[ 2021年5月5日 05:30 ]

ビル・ゲイツ氏と妻メリンダさん=2019年撮影(AP)
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 米IT大手マイクロソフト(MS)創業者で大富豪のビル・ゲイツ氏(65)が3日、妻メリンダさん(56)との離婚を明らかにした。

 ゲイツ氏は米誌フォーブスで1995年から13年連続で世界一の富豪に選ばれ、現在の保有資産は世界4位の約1305億ドル(約14兆2000億円)。財産分与の割合は明らかになっていないが、ゲイツ氏の自宅がある米ワシントン州では、結婚期間中に築いた資産は離婚に際して均等に配分される。

 2人は94年に結婚しており、95年時のゲイツ氏の資産は約129億ドル(約1兆4000億円)。14兆円から差し引くと、メリンダさんは約6兆円を手にする可能性もある。

  2年前に米ネット通販大手アマゾン・ドットコム創業者のジェフ・ベゾス氏が離婚した際、妻が手にしたのは資産約15兆円のうち4兆円で、約25%だった。米国内では、今回メリンダさんも同様の割合になるとの見方もある。

 メリンダさんは87年にMSに入社。仕事関係の夕食会で隣り合わせたことがきっかけで、94年にゲイツ氏と結婚。子供が3人いる。離婚後も2人が共同で設立した慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」の活動は協力して行うと表明した。

 27年の結婚生活の突然のピリオドに「相続税対策なのではないか」との指摘もあるが、2人は3日、ツイッターに「人生の次の段階で、夫婦として共に成長できるとは、もはや思えなかった」と投稿。夫婦間に何らかの問題が生じ、それが離婚の引き金になったことをうかがわせた。

 ゲイツ氏とメリンダさんの長女で医大生のジェニファー・ゲイツさん(25)も自身のSNSで両親の離婚について「私たち家族全員にとって試練の時間だった」とコメント。家族間で葛藤があったことをにおわせた。

 世界を驚かせた“世紀の14兆円離婚”。果たしてメリンダさんにはいくら渡るのか。その超巨額のお金の行方に注目が集まる。

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